セ・リーグ、29日開幕
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セ妥協29日に開幕延期…文科省も内諾
はあ?平日の3月29日開幕?
これを認めた文科省も何を考えてるんだ?
東京電力管内は、事務所での節電や工場の操業をストップしたり、電車の本数を減らしたり、そして計画停電を実施してなんとか大規模停電を回避しています。
先週の木曜日の夕方には、寒さのために暖房需要が増大したために、現在供給可能な電力3350万キロワットに対し、使用電力が3330万キロワットに達し、大規模停電の一歩手前となりました。
首都圏の電力事情は、綱渡りの状態です。
そんな時に、電力を大量に消費するドーム球場の使用やナイターの開催など言語道断です。
特に、東京ドームは、昼間でも照明が必要なため、昼間でも大量の電力を使用します。
大規模停電の可能性がある中、断じて使用させてはいけない施設です。
工場の操業をストップさせてまで大規模停電を回避している今の状況は異常で、早急に工場の操業を再開しないといけません。
日本は加工貿易の国で、原料を輸入し、それを工業製品に加工して外国に売らなければ生きていけません。
この状況が続いて、どうやって明日の食料やエネルギーを外国から買うためのお金を稼ぐんですか?
名古屋や西日本の人達に買ってもらいますか?
名古屋や西日本の人達で東日本の4000万人を養うことは不可能です。
一刻も早く首都圏の工場を稼動させ、明日の生活資金を稼ぎ出さないといけません。
そんな状況で、電力を大量に消費するドーム球場の使用やナイターの開催など許されないでしょう。
プロ野球の開催は、首都圏の電力事情に悪影響を与え、復興の妨げになります。
しかも電力需要のピークである平日の夕方から夜にかけて試合をする訳ですから、ナイターの開催が許される余地はありません。
そして、現在の計画停電は、GW明けには終わると言われていますが、その前提が工場の操業ストップを前提としたものであれば、同意できません。
工場を動かすためであれば、計画停電を継続し、場合によっては、停電の範囲を更に広げるべきと思います。
というか、暑くなってきたら電力需要が増大するので、必然的に停電の範囲は広がることになるでしょう。
停電は、電気が使えないだけではありません。
多くのマンションは、ポンプで貯水槽から水を供給しているので、停電となれば、水も出なくなります。
そんな状態が1日3~3.5時間、日によっては1日6~7時間も続いてる訳です。
こういう状況でドーム使用?ナイター?
ふざけるな!と言いたいです。
我々は大規模停電回避のため、そして、工場再開のための電力確保のため、計画停電に協力しているのであって、プロ野球開催のために計画停電に協力している訳ではないんです。
どうしてもやりたいなら、電力需要の少ない午後10時からドーム球場の使用を開始し、深夜0時過ぎにプレーボール、そしてテレビ、ラジオでの放送なし、という条件で行うべきです。
平日にプロ野球もJリーグも実施するな!
平日に東京ドームは使うな!
首都圏の電力事情は危機的状況です。
これを踏まえた対応を希望します。