Jへの課題
今後の参考になると思いましたので、引用します。
長崎もそうですが、秋田にとっても、来年は、真のクラブへどう脱皮するか試される1年になる。
長崎は甲府を手本にしていたみたいですが、秋田としても、現在手本にしている山形だけでなく、甲府も手本にして頑張ってもらいたいです。
甲府は「商店街を徹底的に回る」地道な営業に徹して、経営危機を脱してJ1に上り詰めたが、これは秋田も見習うべきだろう。
バスケのハピネッツは試合をTV放送したり、宣伝に金を使っているので、ブラウブリッツとしては、秋田市、にかほ市、由利本荘市を中心に地道に足を運ぶ営業をしないといけない。
ハピネッツがTV放送という空中戦で戦うなら、ブラウブリッツは地べたを這う地上戦で戦わないといけない。
戦争の勝敗を最終的に決めるのは、歩兵による地上戦。
現在は、空軍(メディア)ではハピネッツ軍に大きく負けているようだが、地上戦では秋田市ではバスケよりもサッカーの競技人口は多いし、外山社長の出身である秋商の人脈もあるので、サッカーが巻き返す余地は充分ある。
ベトナム戦争では空軍力で劣るベトナムが、世界最強のアメリカに勝利した。
同じように、ブラウブリッツもハピネッツとのスポンサー獲得競争に勝利してほしい。
観客動員については、シーズンが重なっていない時期の方が長いので、バスケと共存できるとは思うが、スポンサーについては、バスケとの競争に勝たねばならない。
AFCの皆さんの今後の営業努力に期待したいと思います。
==(以下引用)=============================
750 :U-名無しさん@実況はサッカーch:2010/12/08(水) 23:33:41 ID:tCdfxzOt0
Jへの課題 V・ファーレン2010【下】(1/2)
(2010年12月7日・西日本新聞掲載)
「いつまでたっても点と線。スタジアムをぐるりと囲みたいんだが…」。今季最終戦の11月28日、長崎市運動公園かきどまり陸上競技場で、サポーターの植木修平さん(34)は嘆いた。芝生席も含め1万6千人収容の競技場で観戦したのはわずか2732人。
「点と線」とはメーンスタンドと芝生席の一部にしか観客がいないことを指す。試合終了後の選手とサポーターの記念撮影でも、スタンドの隙間が寒々しかった。
J2参入への観客動員の条件は、JFLホームの試合で平均3千人以上。V・ファーレンの今季平均は2525人で「あと一歩」のようにもみえる。しかし、有料入場者は30%で入場料収入は1千万円程度。同じくJ2を目指す松本山雅FCの4千万円に大きく水をあけられている。
資金面の脆弱さはより深刻だ。Jリーグによると年間収入1億5千万円が最低限のJ2参入基準。現在その条件は満たしてはいるが、J2では年間5億円が必要とされる。資本金も45万円にすぎず増資が急務だ。
こうした課題をどう克服するのか。小嶺忠敏社長はJ1復帰を決めたヴァンフォーレ甲府を「目標にしたい」と語る。
甲府市の人口は約20万人。長崎市の半数にも満たず大企業もない。1999年J2に参入したが観客動員が低迷、2000年には負債が4億3千万円に膨らんだ。解散の危機から脱出するため、負傷した選手を運ぶ担架にも広告を募るなど、小口スポンサー獲得を強化。00年に38社だったスポンサーは現在166社になった。今季の運営費は約10億円、平均入場者数は約1万2千人だ。
751 :U-名無しさん@実況はサッカーch:2010/12/08(水) 23:34:46 ID:tCdfxzOt0
Jへの課題 V・ファーレン2010【下】(2/2)
(2010年12月7日・西日本新聞掲載)
V・ファーレンも小口資金を集めていく方針。来季は現在37社のスポンサーを20社増やし、広告料を現在の1億2500万円から2億8千万円の上積みを目指すという。
しかし道のりは険しい。甲府は「商店街を徹底的に回る」地道な営業に徹したが、V・ファーレンは営業方法について「これから詰める」という段階。営業は社員16人で当たるが、専従は岩本文昭常務1人だけだ。長崎商工会議所の新木孝育事務局長は「V・ファーレンから、出資の相談を受けたことはない」と言う。さらに「応援したい気持ちはあるが、不景気で容易に出資できる状況ではない」と話す。
主力の有光亮太選手は「クラブのビジョンが見えない」と言う。先日、ブログに「プロ選手を扱うクラブのフロントならプロであるべきや。Jを目指そうとするクラブが、いつまでもアマチュアクラブであっていいはずが無いし、許されんやろ」と記した。
来年はJFL3年目。Jへの準備に待ったは許されない。真のクラブへどう脱皮するか。試される1年になる。
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