2006都市対抗野球決勝戦

 2010-08-28
2006年9月5日(火)、TDKは決勝で日産と対戦。
準決勝に続いて決勝戦も18時からの試合なので、この日も17:30に終業のチャイムが鳴ると同時に会社を出て東京ドームを目指す。
この日も先発隊約1名が先に行っていたが、昨日とは比べ物にならないぐらい人が来ているとのメールが入る。
泣いても笑ってもこの試合が最後。

この日、秋田からは特別応援列車だかバスが運行され、6000人が東京ドームに来たらしい(ホントかな?)
旧仁賀保町の人口が1万2千人なので、旧仁賀保町の半分近くの人が来た計算になる。
ちなみに、この日のTDK側の観客数は1万人ほどだったらしい。

試合は準決勝と同じくTDKの先攻で始まるが、1回表のTDKの攻撃は三者凡退。
そしてTDKの先発は野田。前日の準決勝では3回5失点でKOされたが、雪辱を期しての先発となった。
野田は起用された期待に応え、野田も日産打線を三者凡退に切って取る。
その後も両投手の投げ合いが続く投手戦となったが、試合が動いたのは3回裏の日産の攻撃。
日産の先頭打者がこの試合両チーム通じて初ヒットとなる2ベースヒットを放ち、無死2塁のチャンスを作ると、次打者のバントの打球を野田が取って3塁へ送球。だが、誰もいない!ボールが転々とする間に2塁ランナーがホームインし、日産が先制した。

3回を終わって1つの残塁も記録していないTDKであったが、4回表にすぐさま反撃する。
先頭の1番・小町が内野安打で出塁し、盗塁も決めると、3番・高橋にもヒットが出て1死1、3塁のチャンス。
4番・ミスターTDKこと佐々木はセカンドライナーに倒れるが、5番・高倉がレフト前にタイムリーヒットを放ち、1-1の同点に追いつく。
そして続く6番・岡崎にもタイムリーヒットが飛び出し、2-1と逆転に成功。

追加点がほしいTDKは6回に続き、7回も先頭打者が塁に出る。
送りバントも決まって1死2塁のチャンスを作ったが、代打の川本はショートフライで2アウト。チャンスを潰したかに思えた。
ここで日産はここまで被安打6、失点2の石畝を交代させる。
すると、交代した日産の高崎は、いきなりワイルドピッチ。2塁ランナーが3塁に進む。
これで終わりかと思ったら、高崎は1番・小町を追い込んでから、またしてもワイルドピッチし、3塁ランナーがホームインし、3-2とTDKがリード。
そして、気落ちした高崎から小町が2ベースヒットを放ち、2死2塁。続く阿部博明にも2ベースヒットが飛び出し、TDKに4点目。スコアは4-2となった。結局、高崎は1アウトも取れずに降板。

ラッキーな追加点に喜ぶTDK側スタンドであったが、日産も意地を見せる。
7回裏、日産も先頭打者がヒットで出塁すると、TDKと同じように2死2塁のチャンスを作る。
ここで日産にもタイムリーヒットが飛び出し、1点差に迫る。
しかし、次打者を野田が抑えて日産の攻撃は終了。

8回表のTDKは先頭打者の4番・佐々木がライト前ヒットで出塁し、送りバントも成功したものの、追加点を奪えず。
8回裏の日産も野田の前に三者凡退で得点を奪えず、残るは9回の攻防となった。
9回表のTDKは先頭打者の福田が四球で出塁し、またしても送りバントを成功させたものの、追加点を奪えず、9回裏の日産の攻撃を迎えることとなった。

9回裏のマウンドは、野田が続投。
日産の先頭打者をセカンドゴロに打ち取る。
ここでTDKの舟木監督はショートの小町を池尻に交代。
7回裏には高橋が松本に交代し、8回表には高倉に代打を出したので、この瞬間、グラウンドで守っているのは、TDKの選手だけとなった。
最後の瞬間は秋田県在住の選手だけで迎えようという舟木監督の配慮か?
舟木監督にこういう配慮があったかは分からないが、俺はグラウンドに立っているのは秋田県在住の選手だけという状況を見て、涙が出てきた。
秋田県のチームが全国制覇を成し遂げようとしている。しかもグラウンドに立っているのは秋田県在住の選手だけ。
この状況を見て、俺はこの後、日産に同点に追いつかれて負けてもいいと思った。
すると、日産の打者が打ち上げた打球がレフト方向に高く上がった。一瞬、ホームランか?と思ったが、深めに守っていたレフトがフェンス際でこれをキャッチ。TDKの勝利まであと一人となる。
そして、日産の最後の打者の打球はライトに上がり、ライトの岩井がこれをキャッチして試合終了。
この瞬間、TDKの都市対抗野球優勝が決まった。

TDK、秋田県勢として初優勝であるだけでなく、東北勢としても初優勝となった。
これまで8回出場した都市対抗で、すべて初戦敗退したチームが、初勝利を挙げただけでなく、優勝までしてしまった。
秋田県に生まれて良かったと心の底から思った。
そして、大会を通じての本荘高校出身の佐々木選手の活躍には本当に感動した。
1回戦こそノーヒットに終わったが、2回戦ではホームラン、準々決勝でも打点を挙げ、準決勝ではホームランと満塁ホームランで5打点の活躍。

スタンドでは周りの見知らぬ人達とも優勝の喜びを分かち合ったが、その中には、俺が高校1年の時の野球部のエース、阿部光投手のお父さんもいた。
6000人の秋田県人、そして4000人の首都圏在住の秋田県人とTDKを応援する人々もTDKの優勝を祝福していた。
そして、当然、試合会場に来られなかった何万人もの秋田県人もTDKの優勝を喜んでいただろう。

いつの日か、もう一度、この瞬間を味わいたい。
そして都市対抗だけでなく、サッカーでも大勢の秋田県人と一緒に東京で勝利の喜びを分かち合いたい。
天皇杯を勝ち抜いていけば、国立競技場で秋田県のチームが戦う姿を見ることが出来る。
そのためには、ブラウブリッツの選手には頑張ってもらわないといけないし、サポーターとしてもそれを支えていかなければならない。

元旦の国立に行くぞー!!ブラウブリッツ頑張れ!!

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