ブラウブリッツの2019シーズンの成績
<通算:試合数34>
戦績:勝ち点49(13勝10分11敗) 8位
得失点差:+10(得点45、失点35) 5位
今季のJ3リーグは18チームの2回戦制、計34節34試合で行われました。
得失点については、失点は昨年と同じ35ですが、1試合平均では1.09から1.03に下がりました。
得点は昨年の37から45に増え、1試合平均でも1.16から1.32に増えました。
この結果、得失差は、昨年は+2から、今年は+10に増えました。
この得失点差+10という成績は、18チーム中5位の成績で、今季3位の藤枝の+11とほぼ同じです。
昨年は、12勝7分13敗で、17チーム中8位という成績でした。
J2ライセンスを保持した上で迎えた初めてのシーズンでしたが、初勝利は開幕から5戦目で、開幕からの10試合は2勝4分4敗と完全にスタートダッシュに失敗。
11節からは昨年までの3バックに戻して戦うと失点も減り、徐々に盛り返しましたが、前期は5勝5分7敗と2つ負け越し。
後期が始まってからの10試合は5勝4分1敗と好調でしたが、残り7試合では3勝1分3敗と勝ち切ることが出来ず、2019シーズンも8位という成績に終わりました。
ただ、後期は8勝5分4敗と復調し、トータルでも13勝10分11敗と勝ち越しましたし、前期終了時に-4だった得失点差も+10まで盛り返しました。
ふるわなかったシーズン前半から、よく盛り返したと思います。
間瀬監督の手腕と選手の頑張りに感謝したいと思います。
次に、今年と去年のホームとアウェイでの勝ち点を比べてみましょう。
ホームの戦績(2019):勝ち点22(5勝7分5敗)得点20、失点12
アウェイの戦績(2019):勝ち点27(8勝3分6敗)得点25、失点23
ホームの戦績(2018):勝ち点20(5勝5分6敗)得点19、失点18
アウェイの戦績(2018):勝ち点23(7勝2分7敗)得点18、失点17
昨年はホームで5勝5分6敗と1試合負け越しで、今年は5勝7分5敗で勝敗の数は同じになりました。
ホームでの引き分け7試合のうち5試合が0-0のスコアレスドローだったのには、もどかしい思いもあります。
アウェイでは昨年は7勝2分7敗でしたが、今年は8勝3分6敗と2試合勝ち越し、勝ち点27を獲得しました。
昨年に続いてアウェイでの戦績の方が良かった2019シーズンのブラウブリッツです。
そして、得失点を見ると、アウェイの方が得点も失点も多いですね。
得点はホームの1.25倍で、失点はホームの2倍近くしています。
アウェイの方がノーガードで打ち合っている傾向が見られます。
一般的にはアウェイでは引き分け狙いで、ホームでは勝利を狙うというのがありますが、ブラウブリッツは昨年もアウェイでの引き分けは少なく、アウェイでは勝つか負けるかがはっきりしているチームと言えるかもしれません。
<アウェイ戦績>
東北地方:2勝0分1敗(○八戸、福島、●盛岡)
関東地方:3勝1分0敗(○相模原、横浜、F東京、△群馬)
中部地方:1勝1分2敗(○富山、△長野、●沼津、藤枝)
関西地方:1勝0分1敗(○C大阪、●G大阪)
西日本:1勝1分2敗(○鳥取、△熊本、●讃岐、北九州)
東北では2勝1敗。アウェイ岩手戦は2年連続で負けています。
関東では3勝1分0敗。鬼門だった東京23区で初勝利を挙げ、今季の関東では無敗でした!そして関東で3勝は初めてのことです。
中部地方では1勝1分2敗。静岡県では全敗しました。
関西では1勝1敗。今季もセレッソ大阪には勝ちましたが、ガンバ大阪には敗北しました。
西日本(中国・四国・九州)では1勝1分2敗。西日本では苦戦し、得点したのも鳥取戦だけでした。
以前はアウェイでの戦績が良くなく、アウェイで勝ち越したことは一度もなかったブラウブリッツですが、今は違います。
一昨年に9勝4分3敗という抜群の成績でアウェイで初の勝ち越しを決めると、昨年は7勝2分7敗の五分の成績。
そして、今季は8勝3分6敗と一昨年に続いて勝ち越しを決め、アウェイでは3年連続で負け越していません。
以前のようにアウェイを苦手にしていないと言えるかもしれません。
また、TDK SC時代から続く東京23区内で未勝利という不名誉な記録を打ち破った2019シーズンのブラウブリッツでした。
アウェイの方の成績が良かった2019シーズンのブラウブリッツですが、J2昇格、そして観客動員を増やすには、ホームでの得点と勝利が求められます。
来季はホームのソユースタジアムでたくさんのゴールと勝利を見たいですね。

来季はソユースタジアムでも勝ち点3を積み重ねよう!!
頑張れ、ブラウブリッツ!!

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