あと1点、涙があふれた水戸の今季最終戦

試合会場は、水戸のホームのケーズデンキスタジアム。

試合当日の朝、スタジアム最寄りの赤塚駅のひとつ手前の内原駅の近くに車を停め、そこから電車とバスでスタジアムに向かいました。

シャトルバスは赤塚駅南口のロータリーを出てから信号が3回ほど変わっても道路を渡れず、スタジアムに何時に着くんだろう?なんて思いましたが、20分ちょっとでスタジアムに到着しました。

スタジアムに着いたのは、11:12でしたが、メインスタンドの開門を待つ人たちの長い列が出来ていました。
茨城県内は朝から強い雨が降っていましたが、1万人で応援しよう!というキャンペーンもやっていましたし、水戸は勝利すれば、逆転でJ1昇格プレーオフに出場できる可能性があるので、大勢の人が早くからスタジアムに足を運んでいました。

今季最終戦を迎える水戸ホーリーホック。
スタジアムの前には、2020シーズンのユニフォームが展示され、予約を受け付けていました。

この時間、一般入場はまだだったので、屋台は空いています。
俺はメインの指定席のため、列に並ぶ必要はなかったので、少し早いですが、空いているうちにスタ飯を食べました!!

食べたのは、しらす丼。
このしらす丼を食べるのは2回目ですが、新鮮で、本当においしいです!!

そして、A5ランクの常陸牛のリブロース丼です。
これも絶品!!
肉はもちろんおいしいですが、肉にかかっているタレもおいしい!!

スタ飯を食べた後、水戸のタオマフを買うため、バックスタンド入口の方に向かいました。
(この時はメインスタンドのコンコースにグッズ売り場があるとは知らなかった)

この時点で、11:45頃ですが、バックスタンドに並ぶ人の列はここまで来ていました。
列も1列ではないので、道路を歩いてバックスタンド入口の方には行けません。

タオマフを買って12:00に戻ってきた時には、行列がここまで伸びていました。
バス待ちの後に話をした知り合いの水戸サポさんによると、こんなに人が並んでいるのは見たことがないと言っていました。

史上最高の人数での選手バスの出迎えになりそうです。

選手バスの出迎えのため、道路脇にも大勢のサポーターが並んでいます。

メインスタンドの人も選手バスを待っています。

選手バスが到着!!
史上最高の人数での選手バスの出迎えです。
デイドリームビリーバーを歌って出迎えました。
ずっと夢おいかけて 光つかもう
FC水戸 おお 俺たちの誇り
クラブ創設25周年の記念すべきシーズンに、J1に昇格しよう!!
観戦5試合目のニワカですが、水戸が初めてJ1昇格プレーオフに出場を決めた瞬間を見たい!!

フードコートの方に戻ると、ステージでは宇宙まおさんのライブが行われていました。
大勢の人がライブを楽しんでいました。
J2のクラブは、こういうイベントを毎回やっているからいいですね。
ここで、別の知り合いの水戸サポさんに偶然会って、30分近くご一緒させていただきました。
色々と教えていただき、ありがとうございました。(^_^)

サポーターの皆さんはバックスタンドで応援&コレオの掲示という大役がありますが、俺はメインスタンド指定席での観戦なので、ここで分かれて一人でメインスタンドに向かいます。

ケーズスタのメインスタンドに初の入場!!

試合開始30分前ですが、大勢の人が入っています。

選手達がアップ前に挨拶に来ました。

ぎっしりとサポーターが入ったバックスタンドでサポーターがタオマフを掲げています。
この人数で作るコレオを見るのが楽しみです。

試合開始20分前のメインスタンド。
真ん中のテーブル席には空きがあります。
この席はP席らしいんだけど、この席のチケットってあるのかな?

この日の対戦相手は、ファジアーノ岡山。

岡山サポの皆さん。
前日に藤枝で一緒に秋田の応援をしたサポ仲間がここに参戦しています。

アップをする水戸の選手達。

水戸ホーリーホックのクラブ創設からの映像が流れます。
クラブのこれまでの最大動員数は、10,420人。
今日は、岡山に勝つだけでなく、これまでの最大動員数記録を超えることも期待されます。

GKは松井が7試合ぶりに先発。
アウェイ新潟戦で負傷し、救急車で運ばれましたが、最終戦のゴールマウスは松井が守ります。

左SBは志知が先発。
外山はベンチスタートです。

FWは小川が先発。
前節の鹿児島戦は、U-22に招集されて出場できなかったので、最終戦でゴールを決めてほしいです。

外山はベンチスタート。
途中出場を期待しましたが、出場のチャンスはありませんでした。

選手入場前、ゴール裏からサブコールリーダーが、立って手拍子をして選手を迎えましょう!!とメインスタンドに向かって呼び掛け、メインスタンドの人達も立ちあがってのロストック。
ァウ!!と叫び、手拍子をしました。

続いて、バックスタンド、メインスタンドのサポーター、観客が一体となってロンバルディアを斉唱!!

スタジアムが一体となってロンバルディアを歌っている中、水戸サポーターによるコレオが披露されました!!
GO!! NEXT STAGE
これが見たかった!!素晴らしい!!

世界よ、これが水戸サポーターによるコレオグラフだ!!
コレオがバックスタンドに出ている中、選手達がピッチに入場してきます。

コレオをバックに選手が整列。
今日勝って、まずはJ1昇格プレーオフに行こうぜ!!

円陣を組む水戸の選手達。
クラブとして初のJ1昇格プレーオフのキップをつかみたい。

J1昇格に向け、キックオフです!!

両チームの先発メンバー。

試合が始まり、メインスタンドの観客も手拍子やメガホンを叩いて選手を後押し。

この大観衆が水戸の選手を後押しします。

頑張れ、水戸ホーリーホック!!
そして、後半30分頃からバックスタンドでBrazonを歌い始めたので、俺もこれに呼応して全力で歌いました。

メガホンを叩きながらBrazonを歌うこと10分ほど。
岡山ゴール前でFKのチャンスを得て、ようやくBrazonを歌うのが止まりました。

そして、前半42分、志知が蹴ったこのFKから水戸が先制!!

決めたのは、DFの瀧澤です!!
志知のFKのこぼれ球を蹴り込んでのゴールです!!

メガホンを叩きながら、Brazonを10分近く全力で歌った後のゴールなので、個人的にはこの応援が報われたような感じがしました!!

そして、水戸が1-0とリードして前半終了。

そして、大型ビジョンには、HOLLY TIMEの表示が。
HALF TIMEじゃないの?と思ったら、これは、HOLLY KIDSによるハーフタイムショーの時間のことでした。

ハーフタイムに他会場の途中経過が発表されました。
ただ、俺はJ2の順位、得失点に関しては何日も前から情報封鎖して、この日に勝つことだけに集中していたので、この発表を聞き流していました。

後半開始に向け、円陣を組む水戸の選手達。

後半開始です!!
水戸の勝利まで、あと45分です!!

コーナーキックのチャンスを得た水戸ホーリーホック。
しかし、後半は岡山に攻め込まれるシーンも多かったです。

この日の観客数は、8,575人を記録。
朝から強い雨が降っていなければ、そして、対戦相手が隣県の柏や栃木であれば、1万人を超えていたかもしれません。

そして、試合終了。

試合は、水戸が1-0で勝利しました。
しかし、観客席からは歓喜の声は上がりません。

水戸がJ1昇格プレーオフに出場できるかは、他会場の結果で決まります。

固唾をのんで他会場、山形の結果を待ちます。
しかし、隣の人から聞こえてきたのは、水戸は7位という言葉でした。
水戸は7位という言葉を聞いた瞬間、涙があふれ出ました。
勝ったのに、勝って勝ち点が70に到達したのに、プレーオフに行けないなんて、、、

山形は1-2で敗れ、水戸は山形に勝ち点、得失点差とも追いつきましたが、得点で及ばす、7位に終わりました。
42試合あった中のどこかで1点取っていれば、山形を得失点差で上回り、水戸はプレーオフに出場できていましたが、その1点が足りませんでした。
あと1点でプレーオフを逃したことを思うと、涙が止まりませんでした。

ヒーローインタビューは、決勝ゴールを決めた瀧澤。
ダゾーンで瀧澤のインタビューを見て、インタビューの最後に瀧澤が泣き出したのを見て、再び号泣しました。

シーズン終了後のセレモニーが始まろうとしていましたが、スタジアムを後にしました。

スタジアムを出ようとした時、長谷部監督のインタビューが流れていました。
選手は人生をかけて戦っている、というインタビューを聞いて再び涙。
J2の7位と6位だと、天国と地獄ほどの違いがあります。
あと1点の差ですが、その結果生じるものは、天国と地獄ほどの差があり、これがJ2の厳しさです。

クラブ創設25年目の水戸ホーリーホック。
クラブ創設25年目という記念すべきシーズンに、初のJ1昇格プレーオフ進出、そしてJ1昇格という夢は叶いませんでした。
俺は昔から水戸を応援していた訳ではなく、8月の中旬にブラウブリッツの試合がない週に、好調な水戸の試合を見ようかと思い立って見に行ったのが最初でした。
そこから熱心に応援に通い詰めた訳ではありませんが、この試合を含め、5試合に参戦しました。
ホーリーホックが創設25周年ということも、プレーオフに出たことがないことも知らない完全なニワカですが、J1昇格プレーオフに出られるかも!!というワクワクした時間を過ごせたこと、そして、Brazonという素晴らしいチャントに出会えたことに感謝したいと思います。
そして、最終戦に勝利し、勝ち点70に到達しながらプレーオフを逃した強烈な悔しさを感じたことも、忘れることはないでしょう。

参戦した試合は5試合だけでしたが、強烈な印象が残った水戸ホーリーホックの試合への参戦でした。
来年も機会があれば水戸の試合に行きます!!

水戸を愛する俺らの 声が聞こえているだろ?
さあ、前を向いて闘え!! アレアレアレアレアレ

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