ブラウ作戦とサムライブルー
この都市は第二次世界大戦当時はスターリングラードと呼ばれ、攻めるドイツ軍と守るソ連軍との間で、人類史上最大の戦いとも呼ばれる戦いが繰り広げられた場所でもある。
世界史を勉強した人であれば、第二次世界大戦の転換点となった「スターリングラードの戦い」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。
そんなボルゴグラード(以下スターリングラード)で日本代表がワールドカップの試合を戦うことには、感慨深いものがあった。
ドイツとソ連が戦ったスターリングラードで日本代表が戦うことがなぜ感慨深いのかと言うと、それは、青という言葉が関係している。
日本代表の愛称のサムライブルーは、その名の通り、青(ブルー)に由来している。
そして、スターリングラード攻防戦のきっかけとなったのは、76年前の1942年6月28日に発動されたドイツ軍の「ブラウ作戦」である。
このブラウというのは、ドイツ語で青を意味している。
サムライブルーという愛称の青い戦士たちが、ブラウ(青)作戦で攻略を目指した都市で試合をする。
そして、ブラウ作戦が発動された日と日本代表がポーランド代表と対戦した日は、同じ6月28日。
これらの事実に俺は何か運命のようなものを感じていました。
さて、このブラウ(青)作戦は、スターリングラードでドイツ軍の大軍が包囲されて大敗北を喫し、失敗に終わりました。
そして、サッカー日本代表もポーランドに敗れたので、76年前のドイツ軍と同じ結果になったと思われるかもしれません。
しかし、76年前のドイツ軍は、スターリングラードで壊滅的な損害を受けて、その先に進めなかったのに対し、
今回のサッカー日本代表は、主力選手を温存した上で次のステージに進むことが出来ました。
ここが大きく違います。
76年前のブラウ(青)作戦は、スターリングラードで食い止められましたが、サムライブルーの進撃はまだ止まっていません。
サッカー日本代表は、明日の深夜に、3回目となる決勝トーナメント1回戦を戦います。
昨日の夜、フランスとアルゼンチンの試合を見ていましたが、グループリーグでは力を温存していたのか?と思うぐらい、別次元の戦いでした。
世界の強豪が本気を出して戦うのが、ワールドカップの決勝トーナメントです。
今回、決勝トーナメントで世界ランキング3位のベルギーと戦う機会を得られたことは、今後の日本のサッカー界にとって大きな財産になると思います。
明日は、全力でベルギーにぶつかろう!!
頑張れ、サムライブルー!!
ブログ村 ブラウブリッツ秋田