2016年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する

 2017-07-30
7月20日に開示された2016年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

http://www.jleague.jp/aboutj/management/club-h28kaiji-j3.html
http://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h28kaiji.pdf

2016年度のブラウブリッツの損益を福島、栃木、相模原、長野、富山、鳥取と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 栃木* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 288* 326* 639* 263* 687* 515* 412
広告料収入 184* 230* 409* 177* 402* 365* 213
入場料収入 012* 012* 066* 035* 073* 037* 040
アカデミー収入 033* 029* 072* 000* 038* 050* 048
その他収入 036* 022* 022* 016* 148* 028* 080

2016年度のブラウブリッツの収益の割合は、次の通りです。

広告料収入 64%(2015年59%) 2015年比+30百万円
入場料収入  4%(2015年 5%) 2015年比-02百万円
アカデミー収入 11%(2015年13%) 2015年比-02百万円
その他収入 13%(2015年18%) 2015年比-12百万円
Jリーグ配分金  5%(2015年 5%) 2015年比+04百万円

秋田の広告料収入は、2015年度比+30百万円(+20%)となりました。
ただ、入場料収入は、2015年度の1,400万円から1,200万円に微減となりました。
入場者数は、2015年度で20%も増えたんですが。

また、秋田の金額を100%とした場合、他クラブは次のようになります。

(2016年度、単位:%)
-----秋田* 福島* 栃木* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 100* 113* 222* 091* 239* 179* 143
広告料収入 100* 125* 222* 096* 218* 198* 116
入場料収入 100* 100* 550* 292* 608* 308* 333
アカデミー収入 100* 088* 218* 000* 115* 152* 145
その他収入 100* 061* 061* 044* 411* 078* 222

秋田の広告料収入は、前年比で+30百万円増えましたが、それでも福島より46百万円少ないです。
というか、福島の広告料収入は鳥取よりも多いんですね。(福島230百万円、鳥取213百万円)
秋田の広告料収入があと16%(29百万円)増えれば、鳥取には追いつけるんですが、、、

あと、秋田の入場料収入は他のクラブと比べると少ないですね。
相模原は営業収益は秋田より少ないですが、入場料収入だけを見れば、秋田の3倍ほどありますし、富山も鳥取も秋田の3倍以上あります。
また、栃木の入場料収入は秋田の5.5倍、長野は秋田の6倍あります。大分に至っては、秋田の13倍、、、


次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 栃木* 相模* 長野* 富山* 鳥取
チーム人件費 094* 120* 228* 080* 281* 191* 142

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
その場合、秋田を100とすると、
福島128%、栃木243%、相模原85%、長野299%、富山203%、鳥取151%となります。

次に、U-23を除くJ3リーグ13チームの2016年度のチーム人件費を、多い順番に並べてみました。

(単位:百万円)
01.長野 281
02.大分 266
03.栃木 228
04.富山 191
05.鳥取 142
06.福島 120
07.鹿児 119
08.秋田 094
09.盛岡 087
10.琉球 084
11.相模 080
12.藤枝 032
13.横浜 017

2016年度の秋田のチーム人件費は、13チーム中8位でした。
しかし、順位は4位で、J2ライセンスを持たないチームの中では1位でした。
決して潤沢とは言えないチーム人件費ながら、2016シーズンのブラウブリッツは頑張ったと思います。

意外だったのは、チーム人件費予算が一番多かったのが、大分ではなく、長野だったこと。(長野281百万円、大分266百万円)
ただ、チーム人件費の1~3位のチームが、実際の順位でも1~3位になっていることを考えると、チーム人件費と順位には明らかに関連性がありますね。

最後に、損益について。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 栃木* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業利益 002*-016*-020*-009* 003* 008*-058
営業外収益 010* 001* 000* 011* 001* 001* 016
営業外費用 002* 000* 004* 001* 000* 000* 010
経常利益 010*-015*-024* 001* 004* 009*-052
当期純利益 010*-015* 002* 001* 004* 009* -052

2016シーズンの営業利益は、ここに記載の7チームのうち、4チームが赤字となっています。
(福島-16百万円、栃木-20百万円、相模原-9百万円、鳥取-58百万円)
また、ここに記載していない盛岡の営業利益は-129百万円、琉球は-112百万円の巨額の赤字を計上しています。

これに対して、秋田の営業利益は2百万円のプラス。
13チーム中、7チームの営業利益が赤字でしたが、秋田は、きちんと黒字を計上しました。

そして、2016シーズンの当期純利益ですが、ここに記載の7チームのうち、2チームが赤字となっています。
(福島-15百万円、鳥取-52百万円)
また、ここに記載していない盛岡の当期純利益は-158百万円、琉球は-127百万円の巨額の赤字を計上しています。

これに対して、秋田の当期純利益は、営業利益の2百万円に営業外収益10百万円を加え、営業外費用2百万円を差し引き、最終的には、10百万円のプラスとなりました。

J3のクラブの当期純利益で+4百万円以上を記録しているのは、
大分+64百万円、秋田+10百万円、富山+9百万円、長野+4百万円
の4クラブしかありません。

当期純利益だけ見れば、秋田はJ3の4強です!

以上、ざっと比較してみましたが、秋田の収益力は、J3の平均レベルを下回り、13チーム中8位です。
ただ、2015年比では、10%増えており、秋田の収益力も少しずつ上がっています。

今後もブラウブリッツを支援していきましょう!

最後に、ブラウブリッツの入場料収入についてもう一度。

秋田の2016年度の入場料収入は12百万円で、秋田の営業収益に占める入場料収入の比率は4%ほどしかありません。
J3の平均が10%なので、入場料収入での貢献度はJ3の強豪クラブと比べると低いですね。

去年も書きましたが、いずれは入場料収入で2,000万円超えを達成してほしいと思っています。
スポンサー収入も近い将来、頭打ちになるのは充分予想されるので、、、

そして、秋田の2016シーズンの1試合平均観客数は、2,425人。
J2昇格に必要な3,000人にはまだまだ足りませんが、まずは、今季の2,500人超えを期待したいですね!

目指せ、1試合平均2,500人!
目指せ、入場料収入2,000万!


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BLUE+ AKITA関東支部(B-FREAKS関東)の世話役・連絡係
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