JFLでの7年間のサバイバル

 2016-02-26
ブラウブリッツは、前身のTDK SC時代も含めると、JFLで7年間、J3で2年間戦っており、ブラウブリッツにとって2016シーズンは、全国リーグに参入して10度目のシーズンとなります。

現在所属するJ3リーグは、毎年ライセンスの審査があり、その要件を満たさないと、優勝チームであっても翌年はJ3にいることが出来ない厳しさはありますが、その代わり、今のところは最下位であっても、ライセンスさえ取得できれば、残留できます。
J1、J2はライセンスを取得していたとしても、最下位になると下部リーグに降格となりますが、J3は最下位になっても今のところは降格はありません。

これに対し、TDK SCおよびブラウブリッツが2007年から2013年の7年間所属したJFLは、地域リーグへの降格がありました。
また、降格に加え、経営難からJFLからの撤退を余儀なくされたチームもありました。
何より、ブラウブリッツ自体が、TDKの経営環境の悪化からTDKサッカー部をクラブ化したので、ブラウブリッツのスタートからして恵まれたものではありませんでした。

思えば、ブラウブリッツ誕生の前年の2009年からは、常にJFLからの降格の恐怖に怯えていました。
JFLから地域リーグに降格したら二度とJFLに上がることは出来ない。
そう思うぐらい、JFLからの降格を恐れていました。

そんなJFLでの7年間に加え、JFL昇格を決めた2006年の全国地域リーグ決勝大会のことを振り返ってみたいと思います。

<JFL昇格~2006年>
東北リーグを制覇したTDKサッカー部は、全国地域リーグ決勝大会に出場。
1次ラウンド初戦でPK負けしたTDKサッカー部は、2戦目のYSCC戦に1-0で勝利し、逆転で1次ラウンドを突破。
決勝ラウンドでは、現在J2の岐阜、岡山、長崎を抑えて1位となり、JFL昇格を決める。
ちなみに、上記のYSCC戦が俺のTDKサッカー部観戦のデビュー戦。

<2007年>
ロッソ熊本(現・ロアッソ熊本)、FC岐阜がJ2昇格、YKK APとアローズ北陸が合併(現・カターレ富山)し、合計3チームがJFLから消えたことで、地域リーグへの降格なし。
TDK SCは、11勝9分14敗、勝点42(13位)

<2008年>
カターレ富山、栃木SC、ファジアーノ岡山の3チームがJ2に昇格したことで、地域リーグへの降格なし。
TDK SCは、10勝11分13敗、勝点41(13位)
なお、この年の9月にリーマンショックが発生し、TDKの経営にも影響が出始める。

<2009年>
ニューウェーブ北九州(現・ギラヴァンツ北九州)がJ2昇格。最下位の三菱自動車水島FCが地域リーグに降格。
入替戦で金沢に敗れたFC刈谷も地域リーグに降格。
この年からJFLから降格、消滅するチームが出始める。
TDKは苦境の真っただ中。
TDK SCもシーズン3分の2を終えたところで6勝4分14敗と苦しかったが、夏場に松田・井上が加入。
クラブ化してJリーグを目指す夢に選手が奮起したのか、その後、8連勝を飾り、14勝4分16敗、勝点46(10位)

<2010年>
2008年、2009年の2年連続5位でJ2昇格を逃したガイナーレ鳥取がJ2昇格。
最下位の流通経済大学が降格。アルテ高崎は入替戦で三洋電機洲本に勝利して残留。
TDK SCからブラウブリッツに変わった初年度は、14勝9分11敗、勝点51(8位)
前途洋々に思えたが、、、

<2011年>
町田ゼルビア、松本山雅FCがJ2昇格。
実質最下位のジェフリザーブズは解散し、3チームがJFLから去ったことで、降格チームなし。
ブラウブリッツは、10勝7分16敗、勝点37(14位)
東日本大震災の影響を受け、最下位争いの時期もあったシーズンだった。

<2012年>
シーズン開幕前の1月にアルテ高崎が消滅。
V・ファーレン長崎がJ2昇格、SAGAWA SHIGA FCが解散。
栃木UVAは入替戦でノルブリッツ北海道に勝利し、JFL残留。
ブラウブリッツは、9勝10分13敗、勝点37(13位)
J2への昇格は前年までは上位4チームに入っていれば可能だったが、この年から上位2チームかつJ2ライセンス取得という条件が課され、2位は自動昇格ではなく、入替戦となった。
昇格で抜けるチームが減り、また、アルテ高崎の消滅により17位が最下位扱い(従来は18位が最下位)となることで、JFLに残留することが最も厳しいシーズンだったが、ブラウブリッツはJFL残留を果たした。

<2013年~JFL卒業>
ブラウブリッツはこの年、シーズン中にJ3ライセンスを取得。
翌年から発足するJ3リーグへの参入を決め、地域リーグへの降格がなくなる。
ブラウブリッツは、14勝8分12敗、勝点50(8位)
なお、最下位のホンダロックもJFL残留を決めていて、この年は降格はなかった。
ちなみに、この年にJ2昇格を決めたのはカマタマーレ讃岐。

TDK SCが2007年にJFLに昇格してから、降格、消滅したチームは、以下の6チーム。

三菱自動車水島FC、FC刈谷、流通経済大学、ジェフリザーブズ(消滅)、アルテ高崎(消滅)、SAGAWA SHIGA FC(消滅)

2009年から2012年の4年間の不況の時代に6チームも降格、消滅している。
また、2006年にはホンダロックも一度降格しており、JFLから地域リーグへの降格は珍しいものではなかった。

消滅したチームのうち、SAGAWA SHIGA FC(佐川急便)は、JFLで何度も優勝した強豪。
そんなチームが消滅するような時代を、TDK SCとブラウブリッツは生き延びてきた。

クラブ化される前年の2009年に経営環境が極めて悪化したTDKであったが、JFLから撤退はせず、TDKサッカー部は存続し、それを母体にブラウブリッツが誕生した。

ブラウブリッツが誕生してからもTDKの支援は消えた訳ではなく、現在でも胸スポンサーはTDKであるように、ブラウブリッツの最大のスポンサーである。
TDKあってのブラウブリッツと言っても過言ではない。

とは言え、TDKはブラウブリッツの株主ではない。
昨年、ブラウブリッツは、累損解消のために減資したが、その痛みに耐えたのが、法人・個人株主である。
そのおかげで、ブラウブリッツの累損は解消し、岩瀬社長の言う攻めの経営が出来る環境が整ってきた。

TDK SCとブラウブリッツの全国リーグでの9年間で、シーズン終盤まで優勝争いをしたことは一度もなく、最高順位も8位であるが、今年は、そうした歴史を塗り替える年にしたい。

心機一転、10年目の全国リーグを戦います!!


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