2015シーズンを振り返る(その1)

 2015-12-07
<開幕まで>
2010年にクラブ化されてから毎年のように選手の大幅な入替があるブラウブリッツだが、2014シーズン終了をもって退団したのは6名に留まった。
また、3ヶ年での強化を予定していた与那城ジョージ監督も2年目の2014シーズン終了とともに退任したが、新監督の発表がないまま、ブラウブリッツは年を越した。

新年を迎え、新加入選手が次々と発表され、契約未更改となっていた選手の更改も発表された。
その結果、残留した選手が熊林、三好などの17名で、新加入選手は7名。
新加入選手の内訳は、他チームからの移籍が4名で、新卒が3名(高卒1名、大卒2名)。
この24名の選手で2015シーズンを戦うことになる。

そして、新監督には、オシム元日本代表監督がジェフの監督をしていた時に通訳をしていて、オシム語録の立役者となった間瀬秀一氏が就任した。
また、間瀬監督の就任会見では、2015シーズンの新ユニフォームの発表も行われた。
ユニには赤が少し入り、アウェイユニは赤となった。

間瀬秀一新監督の下で始動した2015シーズンのブラウブリッツ。
2月2日から10日まで大館でキャンプを行った後、2月17日から27日までは静岡県の御殿場でキャンプを行い、新チームの戦術の浸透を図った。

前年の沖縄キャンプでは、キャンプ中にJ1、J2はおろかJ3、JFLのチームとの練習試合を行わなかったことの反省を生かし、今回の御殿場キャンプでは、J3、JFLのチームとの練習試合も行った。
これらの練習試合では、これまで不動のレギュラーだった熊林が控え組で出場するなど、前例にとらわれない間瀬監督の選手起用が見られた。

J3リーグ元年となった2014シーズンは12チーム中8位だったものの、10勝4分19敗という成績で、負け数はJ3で一番多く、得点38、失点57、得失点差-19という不本意なシーズンだった。
オシム元監督の愛弟子であり、Jリーグの様々なクラブでコーチ経験のある間瀬監督の下、前年の屈辱を晴らすべく、2015シーズンの戦いが始まった。


<開幕戦~第6節>
2015シーズンのJ3リーグは、13チームの3回戦制で行われた。
総チーム数が奇数のため、各チームは各クールに試合がない節が1つあり、39節36試合を戦うことになる。

ブラウブリッツの開幕戦の相手は、J2から降格してきた富山で、試合会場は富山のホームだった。

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開幕戦(3/15)のスタメンには、GKの松本も含め、3人の新加入選手が入った。
しかし、これまで不動のレギュラーだった熊林は遠征にも帯同していなかった。

GK 松本
DF 新里、山田、下田
MF 島川、熊谷
MF 峯、三好、前山、川田
FW レオ

富山との開幕戦には俺も参戦。
ゴール裏には、30名近い秋田サポが参戦した(関東からも数名参戦)。

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試合は、後半33分にCKから先制され、試合終盤にバーの下に当たるレオナルドのシュートがあったが、ゴールならず、0-1で惜敗した。

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この結果、2015シーズンは10位発進となったが、前年までJ2の富山に善戦したことには手応えを感じた。

第2節のフラウブリッツは試合なし。
試合のなかったブラウブリッツの順位は11位に後退した。

そして、第3節(3/29)、アウェイ町田戦に参戦した。
雨の予報だったこともあり、ゴール裏に集まった人数は、昨年5月の半分ほどだったが、それでも100人近いサポ、観客が秋田ゴール裏に集まった。

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試合は、前半の牧内のゴールで先制したブラウブリッツが1-0で勝利。
後半は秋田がバイタルエリアを固めたため、町田は遠くから精度の低いシュートを何本も打つだけだった。

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これは町田のホームでの初勝利であったし、JFL時代を含む東京都開催試合での初勝利でもあった。
この勝利で、ブラウブリッツの順位は10位に浮上した。
なお、この町田戦の前半に、トラパンツダンマクの応援を始めたところ、牧内のゴールが決まり、アゲアゲでゴールを喜んでいるところに、ナマハゲ様が登場するという奇跡が起きた。
のちに、秋田サポの中では、この数分間の出来事を、「奇跡の5分間」と呼ばれることになる。

続く第4節(4/5)、ホーム開幕戦となるYS横浜戦にも参戦。

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石井副市長と3,233人の観客が来場し、テレビでも生中継されたホーム開幕戦だったが、0-1で敗れ、勝利ならず。
順位は再び11位に後退した。

続く第5節(4/12)、ホームでの連戦となった山口戦は、1点を先制したものの、2点を奪われ、1-2で逆転負け。
首位の山口に土をつけることは出来なかった。
ブラウブリッツは2連敗となり、再び黒星先行となった。

第6節(4/18)、アウェイ福島戦に参戦。
福島県は桜が満開で、ものすごく強い風が吹いていた。
強風のため、前半の途中でアドボードが吹き飛んで破損し、試合が一時中断するアクシデントがあった。

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試合は、風上の秋田が前半終了間際の峯のPKで先制。
後半開始早々に同点に追いつかれ、その後、風上の福島の猛攻を受けたが、追加点は許さず、1-1のドローとなった。
このドローで順位は10位に浮上した。

開幕から5試合を戦い、1勝1分3敗と黒星先行のブラウブリッツ。
5試合での得点は3だが、失点も5で、昨年よりは守備が安定している印象。
昨年まで不動のレギュラーの熊林は、5試合目となる福島戦で初めて出場したが、プレー時間は15分弱。
入団1年目の熊谷が出場のチャンスを掴んでおり、若手に出場のチャンスを与えようとの間瀬監督の意図が感じられた。


<第7節~第13節>
ゴールデンウィーク中のブラウブリッツは、4月26日から5月10日の15日間で5試合を戦うハードスケジュール。

その初戦となる第7節(4/26)、秋田に勝てば首位の可能性もある相模原とホームで対戦。
レオ(PK)、峯、柿本の3得点で、ブラウブリッツが3-0で快勝し、今季ホームでの初勝利を挙げた。

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その結果、順位は10位から8位に浮上した。
ここから、ブラウブリッツは今季初の連勝へと進む。

続いて中2日で行われた第8節(4/29)、アウェイ藤枝戦に参戦。

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松本が所属していたスポ少の小学生達も応援に駆け付けた。

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中2日、しかもバスで10時間以上掛けて移動した疲れもあったのか、ブラウブリッツの前半の動きは鈍かったが、前山の2ゴールで藤枝に2-0で勝利し、2連勝。
リーグ戦の戦績も3勝1分3敗の五分に戻し、順位も7位に浮上した。

続いて中3日で行われた第9節(5/3)、ホームでの盛岡戦に参戦。
5月初めの秋田とは思えないくらい暑かった。

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試合は、後半42分の平井のゴールで秋田が1-0で勝利し、3連勝。
平井のゴールの後、島川のPK失敗、盛岡のあわや同点ゴールなど、試合終盤はハラハラドキドキの展開だった。

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この勝利で、リーグ戦の戦績も4勝1分3敗とし、J3リーグ2年目にして初の白星先行となった。
また、順位は6位に浮上した。
なお、11月のアウェイ藤枝戦を飛行機で往復させるための募金が、この盛岡戦から始まった。

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この後、目標額の70万円に達するまで、ホームゲームでこの募金が続けられることになる。

第10節(5/6)は、アウェイで琉球と対戦。
秋田で試合をした3日後に沖縄で戦ったブラウブリッツは、0-2で敗れ、連勝は3でストップ。

開幕からスタメンだったFWのレオナルドだが、ここまでの9試合での得点はPKでの1点だけ。
昨年のチーム得点王の三好も、ここまでの全試合に出場していないことと、出場した試合でも昨年とポジションが変わった影響か、ここまで無得点。
チーム全体の得点もここまでの9試合で9点に留まっており、攻撃陣をテコ入れするため、5月8日付でJ2のセレッソ大阪に所属する米澤をレンタル移籍で獲得することが発表された。

ゴールデンウィーク5連戦の最終戦となる第11節(5/10)は、ホームで鳥取と対戦。
この日は少年サッカー大会の開会式に出席した小学生と保護者が多数来場したことで、3,211人の観客がAスタに集まった。
連戦による選手の疲労を考慮したのか、前節からスタメン、控え選手を何人か代えたブラウブリッツ。
レオナルド、山田がベンチ外となり、川田、熊谷、熊林、柿本がベンチスタート。
代わりに平井、三好、スズケン、江崎がスタメン。
試合は、前半に鳥取に2点を先制され、後半に前山のゴールで1点差に追い上げたが、1-2で敗れ、2連敗。
順位も8位に後退し、再び黒星先行となった。
ただ、鳥取の先制点となったPKは、ハイライト動画を見る限り、PKではないのでは?と思った。

ゴールデンウィーク5連戦は3連勝のあと2連敗となったブラウブリッツだが、5連戦の勝ち越しには成功した。
しかし、琉球戦で負傷した山田のケガは全治6週間であることが判明したのはチームにとって痛い。
また、レオナルドの出場も11節の鳥取戦からしばらく途絶えた。

第12節(5/17)、アウェイ長野戦に参戦。
キックオフは18:00であり、また、ちょうど7年に一度の御開帳の最中だったため、善光寺に寄ってから南長野の新スタジアムに参戦した。

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昼間の善光寺はすごい人混みで、日差しもきつかったが、試合は18時キックオフのため、試合中は涼しかった。

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試合は秋田の方がやや優勢に進めていたが、後半24分に先制され、その数分後にはPKを献上。
しかし、このPKを松本が止めると、終盤はブラウブリッツが攻勢に出ていたが、得点は奪えず、0-1で敗れ、3連敗となった。

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俺がこれまで見た長野戦の中では、一番試合内容は良かったが、今回も長野に勝てなかった。
なお、新加入の米澤は後半18分から三好に代わって出場し、後半43分に熊林の縦パスをペナ内で受けた後に倒されたが、これはPKにならなかった。
長野には負けたが、新加入の米澤には希望が持てた。

第1クール最終戦となる第13節(5/24)、ホームでのJ-22戦は、江崎のゴールで1-0で勝利し、連敗を3でストップ。
シュート2本のブラウブリッツだったが、相手のシュートも5本に抑えての勝利だった。
この結果、第1クールを終えての順位は7位となった。
なお、この試合で牧内が負傷し、長期離脱を余儀なくされた。

※13節終了時(第1クール終了時)
 5勝1分6敗、勝点16(7位) 1位山口30、2位長野28、3位町田22、4位相模22
 得失+1(6位) 1位山口+21、2位長野+10、3位町田+10、4位相模+6

開幕前、優勝は、富山、長野、町田を軸に争われると思っていたが、JFL4位で加入してきた山口が圧倒的な攻撃力を武器に第1クール終了時でも首位になっていることには驚いた。

第1クールのブラウブリッツは、上位4チーム(山口、長野、町田、相模原)には2勝2敗だったが、鳥取、富山、琉球、福島の中位グループには1分3敗と勝利なし。
YS横浜、藤枝、J-22、盛岡の下位グループには3勝1敗と勝ち越したことで、第1クールでは、5勝1分6敗という結果となった。
昨年と比べ、1クールの試合数が1試合増えているが、1クールで5勝したのはJ3に参入してから初めてのことだった。
判定のことを言っても仕方ないが、福島戦での柿本のゴールがオフサイドで取り消されていなければ第1クールで勝ち越していたことが悔やまれる。

また、失点については、昨年は第1クールだけで19失点していたが、今季は10失点。
バックラインでボールを回すのをやめただけで失点が半減した。
得点は昨年とほぼ変わらないが、失点が減るだけで勝ち点が増える。

第1クールは1つ負け越したが、上位陣とも互角に戦っていること、失点が1試合1点以下になっていることから、第2クールでも同様に勝ち点を重ねられると思っていた。

(続く)

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プロフィール

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ブラウブリッツ基地外=ブリキチを目指す首都圏在住の秋田県人で
BLUE+ AKITA関東支部(B-FREAKS関東)の世話役・連絡係
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夢は秋田県のチームが国立で公式戦をするのを見ること。
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2017年の関東近郊の試合
6/4(日)vs 栃木SC(栃木グ)
7/1(土)vs FC東京U23(西が丘)
9/17(日)vs YS横浜(ニッパツ)
10/14(土)vs 相模原(ギオンス)

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