高校サッカー決勝(前橋育英vs星稜)
土曜日に準決勝2試合をテレビで見て、決勝が楽しみだと思えたのと、埼玉スタジアムだと自宅から自転車で30分ほどで行けるので、埼玉スタジアムに行くことにしました。
蹴都移転!のメリットを享受させて頂きます(笑)
ただ、晴れてはいたものの、強い北風が吹いていて寒く、自転車だと辛いかなとは思いましたが、運動不足の解消になるということで、自転車(ママチャリ)で埼玉スタジアムに向かいました。
強い風に苦戦しながらも30分以上自転車を漕いで埼玉スタジアムに到着。
埼スタの前に着いてから、自転車置き場に行く途中の道が一番辛かった。
向かい風が強くて、自転車を押して進んだのはここだけ。

当日券を購入した後、北側から入場し、前橋育英側のゴール裏に陣取りました。

群馬には親戚も住んでいるし、前橋育英には埼玉県出身の選手もいるし、また、群馬県は埼玉の隣県ということで、群馬県勢である前橋育英を応援しようかなと。
あ、もちろん、応援に合わせて声出し応援はしてないですよ(笑)
まあ、前橋育英のチャンスになったら、行け~、とか叫んだりはしてましたが。
あと、前橋育英側のゴール裏にして良かったのは、日当たりが良かったこと(笑)
寒風が吹く中を自転車に乗ってきて体(特に足)が冷えていましたが、おかげで体が温まりました。
前橋育英、星稜の両校とも、勝てば初優勝ということで、応援席には大勢の学校関係者やOBなどが詰めかけていましたし、一般の高校サッカーファンも大勢足を運んでいました。



この日の入場者数は、46,316人。
高校サッカーは、これだけの観客を集めるんですね。

5度目の準決勝で初めて勝利し、初の決勝進出を決めた前橋育英がその勢いで初優勝を飾るのか?
それとも、昨年、優勝を目前に追いつかれ、惜しくも優勝を逃した星稜が悲願の初優勝を飾るのか?
いよいよキックオフです。

試合は前半10分に星稜がPKで1点を先制。
バックラインでボールを回しているのを奪われ、GKがペナ内で星稜の選手を倒してしまいました。

その後も星稜が試合を優位に進め、追加点は奪えなかったが、1-0で前半を折り返す。
星稜の強さが目立った前半でした。
そして、後半が始まる頃には、北側のゴール裏も日陰になり、寒くなってきました。

果たして、前橋育英は、同点に追いつけるのか?
後半開始です。

後半が始まると、前橋育英が攻勢に出る。

その勢いのまま、後半8分と後半10分に連続ゴールで2-1と星稜を逆転!!

2点とも見事なゴールでした。
前半とは打って変わって、その後も攻勢に出る前橋育英。

しかし、後半19分に星稜にゴールを決められ、試合は2-2の振り出しに戻る。

白熱した好ゲームです!!
勝ち越し点を狙って、前橋育英、星稜とも相手ゴールに襲い掛かる。

しかし、お互いに惜しいシュートはあったが、ゴールは奪えず、90分では決着が着かず、延長戦に。

後半から調子の上がってきた前橋育英は、延長戦に入っても、試合を優位に進める。

しかし、延長前半5分に失点し、2-3と再逆転されてしまう。
決めたのは、星稜の#11森山。
昨年、優勝を逃した悔しさを知る選手が、大会初得点となる勝ち越しゴールを決めた。

10分の延長前半を終了し、延長後半へ。
延長後半になると、星稜は前橋育英のコーナーでボールをキープし、時間稼ぎをしてくる。
一度、前橋育英がボールを奪って、星稜ゴール前まで攻め込んだが、星稜にボールを奪われ、再び前橋育英のコーナーで星稜の時間稼ぎが始まる。
もう時間がない、人数を掛けてボールを奪いにいく前橋育英の選手達。
そして、ボールをコーナーから出すことには成功したが、このボールを星稜の森山に奪われ、延長後半10分にダメ押しの4点目を決められてしまう。

そして、そのまま星稜高校が4-2で勝利。
昨年の決勝で、優勝まであと少しというところから追いつかれ、優勝を逃すという悔しさを味わいましたが、見事にそのリベンジを果たしての優勝です。
星稜高校としてもそうですが、石川県勢としても初の優勝です。
また、大会前に交通事故に遭った河崎監督に捧げる優勝でもありました。
星稜高校の関係者の皆さん、優勝おめでとうございます。
高校サッカーは、帰省した時に秋田県代表の試合を見るぐらいで、そんなには見ないんですが、準決勝をテレビで見て、そして今日の決勝をスタジアムで見て、トラップ、ドリブルの技術もそうだし、組織的な攻撃力の水準の高さには驚きました。
そして何より、両チームの勝利への執念には感動を覚えました。
埼玉スタジアムで高校サッカーの決勝をいつまでやるのか分かりませんが、雨や雪が降らない限り、また行こうかなと思います。

ただ、冬はじっと座って見ていると寒いのがネックですね。(笑)
現役高校生なら立って応援できるので、体が暖まりそうですが、一般人はそうはいかないですからね。

にほんブログ村