2014シーズン総括(その2)
第1クールが終わり、3勝2分6敗の10位に低迷しているブラウブリッツ。
巻き返しを図る第2クールは、アウェイでの鳥取戦から始まった。
第12節(5/18)、アウェイ鳥取戦に参戦。
とりスタではなく米子のYAJINスタジアムでの試合だったが、飛行機で日帰り参戦した。
YAJINスタジアムから見える大山は良かったですね。

試合は、秋田が4-1で鳥取を破るという予想外の結果となった。
こんな試合もあるから、アウェイに行くのはやめられない。


この試合、熊林は弾丸ミドルとFKを決める2得点の活躍を見せ、順位も9位に浮上した。
第13節(5/25)、ホームでの相模原戦は、後半ロスタイムの藤井のゴールで1-0で勝利し、3連勝。
第1クールの対戦で0-3で敗れた借りを返すことに成功し、順位も7位に浮上した。
藤枝、鳥取、相模原に3連勝した結果、順位は7位に上がり、5位の相模原との勝ち点差も3に縮まった。
第14節~第17節の対戦相手は、町田、長野、金沢といった上位陣ではないので、更なる連勝が続くことが期待された。
第14節(6/1)、4連勝となることを期待してアウェイ盛岡戦に参戦。
車での参戦で、陸前高田に寄ってから試合会場に参戦した。

秋田県の隣県での開催ということもあり、ゴール裏には100人以上のサポが参戦し、メインにも20~30人が参戦し、屋台村がオープンした時は100人ほどの秋田サポが屋台村をジャックした。
大勢のサポが参戦した試合だったが、シュート1本に抑えられ、0-3で完敗し、順位は8位に後退。
盛岡に勝てば、盛岡、福島の勝ち点を抜くチャンスだったが、このチャンスを生かせなかった。
続く第15節(6/8)、ホームで福島と対戦したが、0-1で敗れ、2連敗。
順位も9位に後退した。
盛岡、福島に2連敗した結果、盛岡、福島との勝ち点差は開き、「みちのく三つ巴」でも秋田は最下位となった。
第16節(6/15)、ホームでのYS横浜戦に参戦。
試合前は、エリアなかいちでW杯のパブリックビューイングが行われており、それに参加してからYS横浜戦に参戦した。


レオナルドの2ゴールで2点をリードしたが、2-3と逆転され、一度は三好のゴールで同点に追いついたが、勝ち越しゴールを許し、3-4で敗れ、3連敗となり、順位も9位に後退した。
3点入ってゴール裏は非常に盛り上がったが、最下位のYS横浜を相手に痛い敗北だった。
第17節(6/22)、アウェイ琉球戦は、後半7分に相手に退場者が出たが、得点を奪えず、逆に後半34分と37分に連続ゴールを許し、0-2で敗れ、4連敗となり、順位も10位に後退した。
3連勝のあと、4連敗となったブラウブリッツ。
鳥取、相模原に連勝したので、更なる連勝が期待されたが、逆に4連敗。
この後は天皇杯のため、リーグ戦は一時中断となるが、再開後は、町田、長野といった上位陣との対戦になるので、この連敗が続くことが危惧された。
<天皇杯予選~天皇杯2回戦>
琉球戦の後、ブラウブリッツの戦いの場は、天皇杯に移った。
6月29日の秋田県予選決勝で、TDK親和会と対戦したブラウブリッツは、前山3点、三好3点、藤井1点、スズケン1点、レオ1点の合計9得点を奪い、9-0で快勝し、天皇杯出場を決めた。
県予選決勝で快勝した翌週、ブラウブリッツは、八橋球技場で行われた天皇杯1回戦、さいたまSC戦を戦った。
ブラウブリッツは7-1で快勝し、味スタでFC東京と対戦する権利を得た。
7月12日の天皇杯2回戦でブラウブリッツは、味スタでFC東京と対戦し、俺も参戦した。
目指すは、1-2で惜敗した2007年のリベンジ!

しかし、結果は、0-8で大敗。
リベンジどころか、J1のクラブの強さを思い知らされた。

点差が開いても懸命に戦う選手の姿を見て、必死に応援した。
しかし、試合後、サポーターの前に挨拶に来た選手達を見て、涙があふれてきた。

0-8と大敗したが、選手達は良く頑張った。
試合では大敗したが、応援ではFC東京サポーターに強い印象を残した。
去年の天皇杯2回戦でベガルタ仙台と対戦したことで、ブラウブリッツ秋田独自の応援文化として全国的にも知られるようになった歌詞ダンマク応援(秋田サポは「トラパンツ応援」と呼ぶ)だが、この歌詞ダンマク応援を今年のFC東京との対戦でも実施し、FC東京サポの関心を集めたようだ。
↓
ブラウブリッツ秋田名物の“字幕付きチャント”が今年の天皇杯でも話題に
http://blog.livedoor.jp/domesoccer/archives/52090865.html
「トラパンツ」応援をFC東京サポに印象付け、ブラウブリッツの天皇杯への挑戦は終わった。
なお、今年の天皇杯2回戦であるが、関西リーグの奈良クラブが2-1でベガルタを破り、また、JFLのソニー仙台が2-2からのPK戦で鹿島を破るという番狂わせを起こしたが、J3リーグ勢は1チームも2回戦を突破することが出来なかった。
なお、余談ではあるが、奈良クラブがベガルタを破った天皇杯2回戦で決勝点を挙げたのが、岡山一成選手。
後半41分の決勝ゴールが、第94回天皇杯の「SURUGA I DREAM Award」に選ばれています。

この「SURUGA I DREAM Award」は、天皇杯の醍醐味である「ジャイアントキリング」を起こした大会を象徴するゴールを表彰するものです。
それにしても、この岡山選手の経歴を調べてみたが、
熱い! 熱過ぎる!
以前、サポ仲間のブログの記事を見て、岡山選手のことを初めて知ったが、これほどまでに熱い男だったとは!
来年、JFLに参戦する奈良クラブの試合を見てみたいものです。
さて、ブラウブリッツの話題に戻って。
FC東京に大敗したブラウブリッツは、翌週からのリーグ戦で、町田、長野との連戦に挑むこととなった。
(続く)

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