戦国秋田を勝ち抜け!
角館高校は今回が初めての甲子園出場で、県南地区の高校としても45年ぶり2度目の甲子園出場でした。
最近10年間で甲子園に出場した秋田県の高校と出場回数は、下記の通りです。
秋田市:秋田商業3回(2005、2012、2013)、金足農業1回(2007)、明桜高校1回(2009)
秋田市以外:本荘高校2回(2006、2008)、能代商業2回(2010、2011)、角館高校1回(2014)
最近10年の出場回数は、秋田市の高校が5回、秋田市以外の高校が5回となっており、近年は秋田市以外の高校の躍進が目立ちます。
2011年に能代商業(現・能代松陽)が甲子園の3回戦まで進んだことで、その傾向に拍車が掛かったように思います。
2012年と2013年は秋田商業が甲子園に出場しましたが、この2年とも秋田商業の決勝の相手は秋田市以外の高校で、どちらも大接戦でしたし、ベスト4を秋田市勢が独占するということは最近は起きていません。
そして、今回、県南地区の角館高校が甲子園初出場を決めたことで、これまで甲子園には縁遠かった県南地区の野球少年達も、県南地区の高校でも甲子園に行くのは不可能ではないと思うようになり、その結果、秋田県の高校野球の戦力の均等化は更に進むのではないかと思います。
秋田市の高校でなくとも、甲子園に行ける!
この想いは、秋田市以外の高校の野球部に深く浸透しているように思います。
秋田市勢に臆することがない高校が増えたことで、秋田県の高校野球は、群雄割拠する戦国時代に突入したのかもしれません。
さて、俺の母校の本荘高校ですが、去年の甲子園予選は2回戦敗退で、今年の甲子園予選は、1回戦敗退。
ここ2年は残念な結果が続いています。
しかし、今年は1回戦で負けたとは言え、今年のチームは、甲子園予選直前の酒田南との練習試合で3-3で引き分けています。
その酒田南が山形県予選の決勝まで進み、山形中央に勝利する寸前だったことを考えると、今年のチームには秋田県予選を勝ち進む潜在能力はあったのではないでしょうか?
そして、今年のチームの主力選手には2年生が多くいるようで、エースも2年生のようです。
これは、甲子園出場を果たした2006年のチーム、甲子園出場はならなかったものの、練習試合で天理を破った2011年のチームが2年生だった時に似ています。
今年の2年生エースの実力がどれほどのものか分かりませんが、本荘高校が来年の夏の甲子園に出場することを期待したいと思います。
戦国秋田を勝ち抜け!
そして、俺を甲子園に連れていってくれ!!

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