J2昇格で営業収益はどれだけ増えるか?

 2020-08-22
ブラウブリッツの2019シーズンの営業収益は、4.61億円で、元J2の鳥取の収益を追い抜き、群馬、富山の営業収益に近づきつつあります。
(秋田4.61億円、群馬4.85億円、富山5.22億円、鳥取4.55億円)

秋田の営業収益は、2018年比で0.26億円増えましたが、それでもJ2で営業収益が一番少ない琉球と比べても、1.7億円少なく、Jリーグ配分金を除く収益でも0.5億円ほど少ないです。
(秋田4.61億円、琉球6.32億円、(Jリーグ配分金を除くと、秋田4.34億円、琉球4.82億円))

このままだとJ2で戦えないと悲観的になるかもしれませんが、J3からJ2に昇格したクラブの営業収益がどれだけ増えたのかを見れば、そんなに悲観しなくても大丈夫だと思えてきます。

まずは、2018年にJ2昇格を決めた琉球のJ3最終年、J2初年度の営業収益を見てみましょう。

琉球:2018=J3、2019=J2
----- (2018) → (2019)
営業収益計 3.39億円 → 6.32億円(+2.93億円)
広告料収入 1.56億円 → 1.81億円(+0.25億円)
入場料収入 0.10億円 → 0.47億円(+0.37億円)
Jリーグ配分金 0.26億円 → 1.50億円(+1.24億円)
アカデミー収入 0.57億円→0.58億円(+0.01億円)
 物販収入 0.12億円→0.42億円(+0.30億円)
その他収入 0.78億円→1.54億円(+0.76億円)
※広告料収入+入場料収入+物販収入の増加額(+0.92億円)

琉球は、スポンサー収入+入場料収入+物販収入だけで、0.92億円の増収を達成しています・・・・①
そして、現在のJ2クラブへのJリーグ配分金は、1.57億円なので、ブラウブリッツにとっては、Jリーグ配分金だけで1.17億円の増収となります・・・②

よって、ブラウブリッツがJ2に昇格すると、上記①+②で、2.1億円近い増収となることが見込まれます。
2019シーズンのブラウブリッツの営業収益が4.61億円なので、6.7億円の営業収益になります。
ただ、ブラウブリッツの場合、2017年のJ3優勝の影響でスポンサー収入が既に0.86億円も増えているので、ここまでの増収にはならないかもしれませんが、、、

次に、金沢、町田の2クラブのJ3最終年、J2初年度の営業収益を見てみましょう。
ただ、こちらは物販収入がその他収入の中に含まれていて、物販収入の金額が分かりません。

金沢:2014=J3、2015=J2
----- (2014) → (2015)
営業収益計 3.02億円 → 5.84億円(+2.82億円)
広告料収入 1.92億円 → 2.21億円(+0.29億円)
入場料収入 0.20億円 → 0.74億円(+0.54億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.93億円(+0.81億円)
アカデミー収入 0.28億円 → 0.30億円(+0.02億円)
その他収入 0.50億円 → 1.66億円(+1.16億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.83億円)

町田:2015=J3、2016=J2
----- (2015) → (2016)
営業収益計 4.43億円 → 6.26億円(+1.83億円)
広告料収入 2.50億円 → 2.99億円(+0.44億円)
入場料収入 0.55億円 → 0.92億円(+0.37億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.86億円(+0.74億円)
アカデミー収入 0.06億円 → 0.04億円(▲0.02億円)
その他収入 1.20億円 → 1.45億円(+0.25億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.81億円)

金沢と町田は、スポンサー収入と入場料収入だけで、0.8億円の増収を達成しています・・・・①
そして、現在のJ2クラブへのJリーグ配分金は、1.57億円なので、ブラウブリッツにとっては、Jリーグ配分金だけで1.17億円の増収となります・・・②

よって、ブラウブリッツがJ2に昇格すると、上記①+②で、2億円近い増収となることが見込まれます。
2019シーズンのブラウブリッツの営業収益が4.61億円なので、物販収入の増加がないとしても、6.6億円を超える営業収益になります。

ここで改めて、秋田の2017、2018の収益と金沢、町田、琉球のJ3最終年(町田については最終年の前年も)の収益を見てみましょう。

(単位:百万円)
-----秋田*秋田*金沢*町田*町田*琉球*
-----2017 2018 2014 2014 2015 2018
営業収益計 360* 435* 302* 363* 443* 339*
スポンサー収入 198* 255* 192* 226* 250* 156*
入場料収入 016* 020* 020* 042* 055* 010*
アカデミー収入 043* 047* 028* 006* 006* 057*
その他収入 068* 086* 050* 077* 120* 090*
(注)2017、2018の秋田と琉球のその他収入には物販収入を含む

2017の秋田の収益は、J2昇格を決めた2014の金沢を0.6億円近く上回っています。
また、2017の秋田の収益は、2014の町田とほぼ同額ですし、2018の秋田の収益は、2015の町田とほぼ同額です。

2014に2017の秋田より収益が0.6億円も少なかった金沢、また、2014に2017の秋田と収益がほぼ同額だった町田が、3年後にどうなったのか?

2014の営業収益が3.02億円だった金沢の2017の営業収益は、6.56億円と2014の2倍以上に増えています!!
2014の営業収益が3.63億円だった町田の2017の営業収益は、7.09億円とこちらも2014の2倍近くに増えています!!

金沢も町田も、2017シーズンの営業収益は、2014シーズンと比べて2倍になっています。

J2に昇格したら、3年度には収益が J3時代の2倍!!

2017の秋田の収益は、2014の町田とほぼ同額、そして、2018の秋田の収益も、2015の町田とほぼ同額なので、
秋田がJ2に昇格したら、J2初年度の営業収益は、町田のJ2初年度の営業収益と同額ぐらいに増えるかもしれません(笑)

うろ覚えですが、2017年にブラウブリッツがJ3優勝を決めた際、ブラウブリッツのJ2昇格初年度の経済効果は、19億円、
翌年以降も毎年10億円の経済効果があるとの試算があると聞いた気がします。

J2に昇格すると、秋田県全体で年間10億円の経済効果という果実を得られると見込まれますが、そのための投資をせずに、その果実を得ることはできません。
地域の活性化、そして、ブラウブリッツのJ2ライセンスを盤石なものにするためにも、一刻も早くサッカー専用スタジアムの建設を具体化してほしいものです。

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サッカーで秋田県を元気に!!
そして、サッカーで秋田県に年間10億円の経済効果を!!


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2019年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する(その2)

 2020-08-22
7月30日に開示された2019年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

https://www.jleague.jp/corporate/assets/pdf/club-h31kaiji_1_20200731.pdf

2019年度のブラウブリッツの損益をJ2の水戸、栃木、町田、金沢、琉球と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 水戸* 栃木* 町田* 金沢* 琉球
営業収益計 461* 752* 975*1032* 760* 632*
スポンサー収入 266* 259* 506* 666* 320* 181*
入場料収入 020* 114* 113* 115* 072* 047*
アカデミー収入 047* 059* 085* 000* 054* 058*
 物販収入 011* 070* 076* 043* 066* 042*
その他収入 090* 106* 050* 072* 102* 154*

広告料収入 秋田2.66億円、水戸2.59億円、琉球1.81億円
アカデミー収入 秋田0.47億円、水戸0.59億円、金沢0.54億円、琉球0.58億円
その他収入 秋田0.90億円、栃木0.50億円、町田0.72億円、金沢1.02億円

ただ、入場料収入では、大きく差をつけられています。
一番少ない琉球でも秋田の2.35倍(金額だと秋田より+0.27億円の0.47億円)
金沢でも秋田の3.6倍あります。(金額だと秋田より+0.52億円の0.72億円)
また、物販収入でも、一番少ない琉球でも秋田の3.8倍あります。(金額だと秋田より+0.31億円の0.42億円)

J2のクラブとの差は、入場料収入と物販収入の差かもしれません。
J3時代の金沢の観客動員は少なかったですが、今は入場料収入が0.72億円もあります。
やはりJ2のクラブの収益力との間には地力の差がありますね。

なお、Jリーグ配分金がJ2は平均1.57億円なのに対し、J3は平均0.40億円なので、Jリーグ配分金を除いた営業収益の合計は次の通りです。
この金額が、Jリーグ配分金に頼らない、真の収益力と言えるかもしれません。

営業収益計(除:Jリーグ配分金)

秋田4.34億円
水戸6.08億円
栃木8.30億円
町田8.96億円
金沢6.14億円
琉球4.82億円

昨年、秋田は、あと0.7億円営業収益を増やせば、J2で営業収益が一番少ない水戸の営業収益とほぼ肩を並べます。
と書きましたが、昨年の水戸は成績が好調で、観客動員数が増え、また、シーズン中に新たなスポンサーがついたこともあり、営業収益を一気に伸ばし、手の届かないところに行ってしまいました。

その代わり、秋田の射程に入っているのが琉球です。
秋田は、あと0.5億円営業収益を増やせば、J2で営業収益が一番少ない琉球の営業収益を追い抜きます。
現状の経済環境、社会環境を考えると、ここから0.5億円増やすことは非常に厳しいですが、いつの日か、営業収益が琉球と肩を並べる日が来ることを期待したいですね。

次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

秋田1.61億円(2018年1.48億円)
水戸3.21億円(2018年2.75億円)
栃木3.65億円(2018年3.53億円)
町田4.02億円(2018年2.78億円)
金沢3.11億円(2018年3.31億円)
琉球2.52億円(2018年0.99億円)

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
その場合、秋田を100とすると、
水戸199%、栃木227%、町田250%、金沢193%、琉球157%となります。

町田のチーム人件費の増加がすごいですね。つい最近まで2億円だったのが、倍の4億円になっています。
また、J2に昇格した琉球のチーム人件費も約1.5億円増えて、約2.5億円になっています。

次に、これらのJ2クラブのチーム人件費とJ3クラブの2018年度のチーム人件費を金額順に並べてみました。

町田4.02億円
栃木3.65億円
水戸3.21億円
金沢3.11億円
(熊本3.10億円)
(長野2.94億円)
琉球2.52億円
(北九2.50億円)
(群馬1.84億円)
(秋田1.61億円)

昨年、J2でチーム人件費が2億円台のチームは水戸、町田だけでしたが、水戸は3億円台に増え、町田も4億円になりました。
これを見ると、J2で戦うには、3億円のチーム人件費が必要と思われるかもしれませんが、2.5億円のチーム人件費でJ2に残留した琉球のことを考えると、2.5億円でも何とかなるのかもしれません。
秋田がJ2に昇格すれば、Jリーグ配分金が1.2億円増えるので、このうち1億円をチーム人件費に注ぎ込めば、2019年の琉球を超える2.6億円にはなりますが、J2に昇格すると運営費もかさむので、ここまでチーム人件費に注ぎ込むことが出来るかは疑問です。

秋田の営業収益が2018年に続いて2019年も4億円を超えたことで、今年もJ2のクラブと比較してみることにしました。
2008年頃のJ2ボトムズの営業収益は、3~4億円と聞いたことがあったので、秋田の収益力が2年連続でそのレベルを超えたことは感慨深いです。

秋田の収益力は、J3の平均とほぼ等しいので、J2で戦うにはまだまだ力不足かもしれませんが、営業収益があと0.5億円増えれば、琉球の営業収益を超えますし、チーム人件費も1億円増やせば、2019年の琉球のチーム人件費を超えます。

ブラウブリッツの営業収益は、既に4.61億円になっており、ここから営業収益を0.5億円増やすのはハードルが高いですが、J2に昇格したら観客動員数は間違いなく増えますし、スポンサー収入も増えるかもしれません。
現在の経済環境、社会環境からは、このような見通しは夢物語なのかもしれませんが、2019年の収益面だけを見れば、J2昇格は、収益面でも手の届かない夢物語ではないと思います。

頑張れ、ブラウブリッツ!!
共に闘い、J2に昇格する夢を叶えよう!!


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2019年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する(その1)

 2020-08-21
7月30日に開示された2019年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

https://www.jleague.jp/corporate/assets/pdf/club-h31kaiji_1_20200731.pdf

2019年度のブラウブリッツの損益を福島、群馬、相模原、長野、富山、鳥取と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 461* 325* 465* 348* 675* 522* 455
スポンサー収入 266* 214* 285* 230* 419* 341* 221
入場料収入 020* 014* 044* 038* 045* 030* 032
Jリーグ配分金 027* 027* 029* 027* 027* 026* 026
アカデミー収入 047* 021* 000* 000* 049* 055* 047
 物販収入 011* 025* 029* 026* 006* 022* 037
その他収入 090* 024* 078* 027* 129* 048* 092

2019年度のブラウブリッツの収益の割合は、次の通りです。

スポンサー収入 58%(2018年59%) 2018年比+11百万円
入場料収入 4%(2018年5%) 2018年比+00百万円
Jリーグ配分金 6%(2018年6%) 2018年比+00百万円
アカデミー収入 10%(2018年12%) 2018年比+00百万円
 物販収入 2%(2018年3%) 2018年比-02百万円
その他収入 20%(2018年16%) 2018年比+17百万円

2018年比で唯一マイナスとなったのが、物販収入で、-2百万円です。
入場料収入、Jリーグ分配金、アカデミー収入は前年比と同額。
これに対して増加したのが、スポンサー収入とその他収入の2項目です。

秋田の収入の中で一番の割合を占めるのはスポンサー収入で、その割合は58%です。
スポンサー収入が増えたにもかかわらず、その割合が59%から58%に下がった理由は、スポンサー収入の伸びを上回るその他収入があったからです。

秋田のスポンサー収入は、2018年比+11百万円(+4.3%)の266百万円。
また、その他収入は、2018年比+17百万円(+23.3%)の90百万円。

2019年度の増加額の中で一番割合が大きかったのが、その他収入です。
その他収入なので、その内訳が分からないのが不安と言えば不安。
これが一過性のものではなく、ずっと続くものであればいいんですが。

また、秋田の金額を100%とした場合、他クラブは次のようになります。

(2019年度、単位:%)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 100* 070* 101* 075* 146* 113* 099
スポンサー収入 100* 080* 107* 086* 156* 128* 083
入場料収入 100* 070* 220* 190* 225* 150* 160
アカデミー収入 100* 047* 000* 000* 117* 109* 100
 物販収入 100* 227* 264* 236* 055* 200* 185
その他収入 100* 027* 087* 030* 143* 053* 102

秋田のスポンサー収入は、群馬に抜き返されましたが、前年比で+11百万円増え、福島、鳥取との差を更に拡げています。
更に、秋田のスポンサー収入は、J2の水戸、琉球も上回っています!!
(秋田2.66億円、福島2.14億円、群馬2.85億円、鳥取2.21億円、水戸2.59億円、琉球1.81億円)

これはフロントの皆さんをほめたい!!
そして、スポンサーの皆さん、ありがとうございます!!

秋田のアカデミー収入は、少子化が進んでいる割には長野、鳥取とほぼ同額で、収益源として優秀だと思います。

あと、秋田の入場者は、2018年比で45%近く減少しましたが、入場料収入は、前期比と同額の20百万円でした。
2019年の平均入場者数は1,576人で、2,000人にも達しませんでしたが、入場料収入は2,000万円を維持しました。

なお、J3の平均は35百万円なので、秋田の入場料収入は他のクラブと比べると少ないですね。
相模原は営業収益は秋田より少ないですが、入場料収入だけを見れば、秋田の1.9倍ありますし、長野の入場料収入は秋田の2.25倍、北九州に至っては6.2倍あります。

次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
チーム人件費 161* 124* 184* 121* 294* 200* 114

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
なお、秋田のチーム人件費は、前年比で+13百万円となっています。

また、秋田のチーム人件費を100とすると、
福島77%、群馬114%、相模原75%、長野183%、富山124%、鳥取71%となります。
2019年の順位は鳥取が7位、秋田が8位でしたが、鳥取は秋田の71%のチーム人件費で秋田よりも上位にいったのか、、、これは悔しい。

次に、U-23を除くJ3リーグ15チームの2019年度のチーム人件費を、多い順番に並べてみました。
また、金額の横に2019シーズンの順位を記載してみました。
順位の右の数字は、チーム人件費順位からシーズンの順位を引いたもので、この数字がプラスであるほど、チーム人件費のコストパフォーマンスが高いと言えるかもしれません。

01.熊本3.10億円 (05位)▲04
02.長野2.94億円 (09位)▲07
03.讃岐2.63億円 (14位)▲11
04.北九2.50億円 (01位)+03
05.富山2.00億円 (04位)+01
06.群馬1.84億円 (02位)+04
07.藤枝1.64億円 (03位)+04
08.秋田1.61億円 (08位)+00
09.福島1.24億円 (11位)▲02
10.相模1.21億円 (15位)▲05
11.沼津1.16億円 (12位)▲01
12.鳥取1.14億円 (07位)+05
12.岩手1.14億円 (18位)▲06
14.八戸0.81億円 (10位)+04
15.横浜0.32億円 (13位)+02

2019年度の秋田のチーム人件費は、15チーム中8位で、チームの順位も8位。
上記15チーム以外にJ1予備軍のU-23が3チームいることを考えると、11位になってもおかしくないのに8位になったのは妥当と判断します。
秋田よりチーム人件費の多い7チームのうち、5チームが秋田よりも順位が上であることを考えると、チーム人件費と順位には相関性があります。

なお、秋田のチーム人件費は、前年比で+13百万円増えましたが、営業利益の赤字も16百万円でほぼ同等。
営業利益の赤字が30百万とか50百万円とかのチームと比べると、収益と補強のバランスをうまく取っていると思います。

2018年度は、チーム人件費13位の琉球(0.99億円)が優勝し、チーム人件費1位の長野(2.93億円)が10位、チーム人件費2位の北九州(2.87億円)が17位となったことで、チーム人件費と順位の相関性をかなり打ち壊したシーズンでしたが、2019年度の1~5位のチームは、チーム人件費が1~7位のチームであり、2019年度は、チーム人件費と順位の相関性が多く見られたシーズンとなりました。

やはり、チームの強さの根幹は、営業収益です。
お金を稼げないチームは、一時的に強くても、その強さを維持できません。
ブラウブリッツの営業収益は、毎年改善し、2019年度はJ3の平均の4.64億円にほぼ並ぶ4.61億円となり、元J2の鳥取の4.55億円を上回り、富山の5.22億円、群馬の4.85億円に近付いています。

2008年頃は、J2で戦うには年間3~4億円の営業収益が必要と言われていましたが、今やJ3の平均でも4.64億円となり、10年以上前のJ2ボトムスよりも多額の収益が必要になっています。
J3で上位を狙うのに多額のお金が必要になってきていますが、ブラウブリッツはそれに対応できていると思います。

以上、ざっと比較してみましたが、秋田の営業収益4.61億円は、J3の平均4.64億円とほぼ同額で、15チーム中8位です。
J3の平均に対し、秋田の営業収益は、2017年度は84%でしたが、2018年度は98%、そして2019年度は99%、あと300万円まで迫っています。
こうした収益力があるから、ブラウブリッツのJ2ライセンスも維持できているんだと思います。

ただ、今季は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入場者制限をしており、入場料収入が減少することは避けられないでしょう。
また、経済環境の悪化により、今季のスポンサー収入にも影響があるかもしれません。

こうした状況なので、ブラウブリッツの選手の発案でブラウブリッツファンドが立ち上がり、クラブとスポンサーを支援することが出来たことは良かった。
入場料収入の減少が避けられない以上、物販収入の比率を増やし、少しでもクラブの売上に貢献したいですし、ダゾーン加入者を増やし、ダゾーンからの収入も増やしたいですね。

20131224.jpg

ブラウブリッツのJ2ライセンスが維持できるよう
今後もブラウブリッツを支援していきましょう!!


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2019年度Jクラブ経営情報が開示

 2020-08-21
2019年度Jクラブの経営情報が7月30日に開示されています。
今更ではありますが、ブラウブリッツの2019年度の損益を見ていきたいと思います。

https://www.jleague.jp/corporate/assets/pdf/club-h31kaiji_1_20200731.pdf

それによると、2018年度のブラウブリッツの損益は、こうなりました。

----- 2019年度 (2018年比) (J3平均)
 営業収益 4.61億円(+0.26億円)(4.64億円) 
 営業費用  4.77億円(+0.39億円)(4.75億円)
 営業利益 -0.16億円(-0.13億円)(-0.11億円)
 経常利益 -0.08億円(-0.10億円)(-0.08億円)
当期純利益 -0.08億円(-0.10億円)(-0.15億円)
(注)0.16億円=1600万円、0.08億円=800万円

営業収益は2018年度比で+2,600万円増加(+6%)の4.61億円。
これに対してJ3の平均は4.64億円です。

営業利益は昨年比で1,300万円減少の▲1,600万円。
経常利益も昨年比で1,000万円減少の▲800万円。
単年度の収益では、2013年度から6年連続で黒字でしたが、今回初めて赤字となりました。

しかし、クラブに収益力があるかどうかは、営業収益を見るべきで、ブラウブリッツの収益力は上昇しています。
ブラウブリッツの営業収益は2018年度に続いて4億円を超え、2018年度比で+6%、2,600万円増加の4.61億円となりました。
ブラウブリッツがクラブ化される前、営業収益が3~4億円ないとJ2では戦えないと聞いたことがありますが、ブラウブリッツの収益力は、2年連続でその3~4億円を超え、4.61億円に到達しました。

しかし、現在のJ2の営業収益は平均で16.6億円、最下位の琉球でも6.32億円あります。
まだまだJ2で戦うには営業収益が足りないのかもしれませんが、J2のJリーグ配分金はJ3よりも1.2億円多いので、ブラウブリッツがJ2に昇格したら、配分金は1.2億円増加し、琉球との差は5,100万円に縮まります。

J3全体の営業収益の平均は、2018年度4.44億円だったのが、4.64億円になっているので、2018年比で、+4.5%。
秋田の営業収益の伸びは+6%なので、J3全体の営業収益の伸びをやや上回る伸び率です。

ただ、ここで考えるべきは、秋田の営業収益の限界はどの辺なのだろうか?という点です。

2年前の今頃、「(秋田の)2017年の営業収益は3.6億円でしたが、いずれは4億円を超えて鳥取と肩を並べてほしいと思います。」
と書きました。その後、秋田の営業収益は、2年で4.6億円を超え、鳥取の営業収益を抜きました!!
2017年度の鳥取との営業収益の差は、1億円近くありましたが、2019年度の鳥取の営業収益は4.55億円だったのに対し、秋田の営業収益は4.61億円で、鳥取の営業収益を600万円上回りました!!
ただ、鳥取を上回ったのは、鳥取の営業収益が前年の4.75億円から4.55億円に下がったのが大きな要因で、2018年の鳥取を上回った訳ではないことに留意する必要はあります。

いずれにせよ、秋田の営業収益の4.61億円は、元J2の鳥取の4.55億円を上回り、富山の5.22億円、群馬の4.65億円に近付きつつあります。
なお、富山は2017年度は5.39億円、2018年度は4.82億円、2019年度は5.22億円と収益が上下しています。

昨年の今頃、秋田の2019年度の収益は下がる可能性がありますし、仮に増えたとしても、J3にいる間は営業収益は4.5億円~4.8億円が限界なのかもしれません。と書きましたが、収益が下がるのでは?との予想を覆し、2019年度の営業収益は2018年度比で+6%、2,600万円増加の4.61億円となりました。
俺の考えるJ3時代の収益の限界ゾーンに到達した2019シーズンのブラウブリッツです。

2019シーズンは、成績面では8位に終わりましたが、秋田のチーム人件費は15クラブの中で8位。
これにJ1予備軍のU-23の3チームを入れると11位になってもおかしくない中、8位という結果は妥当であると判断します。
限られた予算の中で結果を出したこともそうですし、増収を達成したフロントの方々を大いに評価したいと思います。

ピッチで試合に勝つだけがクラブの戦いではありません。
収益力を高め、クラブを存続、発展させることも立派な戦いです。

これからも頑張れ、株式会社ブラウブリッツ秋田!!
俺も可能な限り、支援を続けます!!

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J2昇格で営業収益はどれだけ増えるか?

 2019-07-31
ブラウブリッツの2018シーズンの営業収益は、4.35億円で、元J2の群馬、富山、鳥取の営業収益に近づきつつあります。
(秋田4.35億円、群馬4.62億円、富山4.82億円、鳥取4.75億円)

秋田の営業収益は、前年比で0.75億円増えましたが、それでもJ2で営業収益が一番少ない水戸と比べても、1.9億円少なく、Jリーグ配分金を除く収益でも0.7億円ほど少ないです。
(秋田4.35億円、水戸6.21億円、(Jリーグ配分金を除くと、秋田4.08億円、水戸4.76億円))

このままだとJ2で戦えないと悲観的になるかもしれませんが、J3からJ2に昇格したクラブの営業収益がどれだけ増えたのかを見れば、そんなに悲観しなくても大丈夫だと思えてきます。

金沢、町田、大分の3クラブのJ3最終年、J2初年度の営業収益を見てみましょう。

金沢:2014=J3、2015=J2
----- (2014) → (2015)
営業収益計 3.02億円 → 5.84億円(+2.82億円)
広告料収入 1.92億円 → 2.21億円(+0.29億円)
入場料収入 0.20億円 → 0.74億円(+0.54億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.93億円(+0.81億円)
アカデミー収入 0.28億円 → 0.30億円(+0.02億円)
その他収入 0.50億円 → 1.66億円(+1.16億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.83億円)

町田:2015=J3、2016=J2
----- (2015) → (2016)
営業収益計 4.43億円 → 6.26億円(+1.83億円)
広告料収入 2.50億円 → 2.99億円(+0.44億円)
入場料収入 0.55億円 → 0.92億円(+0.37億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.86億円(+0.74億円)
アカデミー収入 0.06億円 → 0.04億円(▲0.02億円)
その他収入 1.20億円 → 1.45億円(+0.25億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.81億円)

大分:2016=J3、2017=J2
----- (2016) → (2017)
営業収益計 7.97億円 →10.23億円(+2.26億円)
広告料収入 4.04億円 → 4.43億円(+0.39億円)
入場料収入 1.57億円 → 2.50億円(+0.93億円)
Jリーグ配分金 0.17億円 → 1.47億円(+1.30億円)
アカデミー収入 0.18億円 → 0.39億円(+0.21億円)
 物販収入 0.13億円 → 0.20億円(+0.07億円)
その他収入 1.68億円 → 1.24億円(▲0.44億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+1.32億円)

J1の経験もある大分は別としても、金沢も町田もスポンサー収入と入場料収入だけで、0.8億円の増収を達成しています・・・・①
そして、現在のJ2クラブへのJリーグ配分金は、1.45億円ほどなので、ブラウブリッツにとっては、Jリーグ配分金だけで1.18億円の増収となります・・・②

よって、ブラウブリッツがJ2に昇格すると、上記①+②で、2億円近い増収となることが見込まれます。
2018シーズンのブラウブリッツの営業収益が4.35億円なので、6億円を超える営業収益になります。
ただ、ブラウブリッツの場合、J3優勝の影響でスポンサー収入が既に0.75億円も増えているので、ここまでの増収にはならないかもしれませんが、、、

ここで改めて、秋田の2017、2018の収益と金沢、町田、大分のJ3最終年(町田については最終年の前年も)の収益を見てみましょう。

(単位:百万円)
-----秋田*秋田*金沢*町田*町田*大分*
-----2017 2018 2014 2014 2015 2016
営業収益計 360* 435* 302* 363* 443* 797*
スポンサー収入 198* 255* 192* 226* 250* 404*
入場料収入 016* 020* 020* 042* 055* 157*
アカデミー収入 043* 047* 028* 006* 006* 013*
その他収入 068* 086* 050* 077* 120* 168*
(注)2017、2018の秋田のその他収入には物販収入を含む

2017の秋田の収益は、J2昇格を決めた2014の金沢を0.6億円近く上回っています。
また、2017の秋田の収益は、2014の町田とほぼ同額ですし、2018の秋田の収益は、2015の町田とほぼ同額です。

2014に2017の秋田より収益が0.6億円も少なかった金沢、また、2014に2017の秋田と収益がほぼ同額だった町田が、3年後にどうなったのか?

2014の営業収益が3.02億円だった金沢の2017の営業収益は、6.56億円と2014の2倍以上に増えています!!
2014の営業収益が3.63億円だった町田の2017の営業収益は、7.09億円とこちらも2014の2倍近くに増えています!!

金沢も町田も、2017シーズンの営業収益は、2014シーズンと比べて2倍になっています。

J2に昇格したら、3年度には収益が J3時代の2倍!!

2017の秋田の収益は、2014の町田とほぼ同額、そして、2018の秋田の収益も、2015の町田とほぼ同額なので、
秋田がJ2に昇格したら、J2初年度の営業収益は、町田のJ2初年度の営業収益と同額ぐらいに増えるかもしれません(笑)

うろ覚えですが、2017年にブラウブリッツがJ3優勝を決めた際、ブラウブリッツのJ2昇格初年度の経済効果は、19億円、
翌年以降も毎年10億円の経済効果があるとの試算があると聞いた気がします。

J2に昇格すると、秋田県全体で年間10億円の経済効果という果実を得られると見込まれますが、そのための投資をせずに、その果実を得ることはできません。
地域の活性化、そして、ブラウブリッツのJ2ライセンスを盤石なものにするためにも、一刻も早くサッカー専用スタジアムの建設を具体化してほしいものです。

サッカーで秋田県を元気に!!
そして、サッカーで秋田県に経済効果を!!


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2018年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する(その2)

 2019-07-30
7月23日に開示された2018年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

https://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h30kaiji_3.pdf

2018年度のブラウブリッツの損益をJ2の水戸、栃木、町田、金沢、讃岐と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 水戸* 栃木* 町田* 金沢* 讃岐
営業収益計 435* 621* 962* 755* 736* 704*
スポンサー収入 255* 205* 525* 370* 328* 268*
入場料収入 020* 084* 115* 108* 069* 074*
アカデミー収入 047* 050* 072* 000* 058* 053*
 物販収入 013* 052* 070* 042* 057* 037*
その他収入 073* 085* 035* 098* 076* 125*

項目によっては、秋田がJ2のクラブと肩を並べているものもありますね。

広告料収入 秋田2.55億円、水戸2.05億円
アカデミー収入 秋田0.47億円、水戸0.50億円、金沢0.58億円、讃岐0.53億円
その他収入 秋田0.73億円、栃木0.35億円、水戸0.85億円、金沢0.76億円

ただ、入場料収入では、大きく差をつけられています。
一番少ない金沢でも秋田の3.5倍近くあります。(金額だと秋田より+0.49億円)
また、物販収入でも、一番少ない町田でも秋田の3倍近くあります。(金額だと秋田より+0.24億円)

J2のクラブとの差は、入場料収入と物販収入の差かもしれません。
J3時代の金沢の観客動員は少なかったですが、今は入場料収入が0.69億円もあります。
やはりJ2のクラブの収益力との間には地力の差がありますね。

なお、Jリーグ配分金がJ2は平均1.68億円なのに対し、J3は平均0.35億円なので、Jリーグ配分金を除いた営業収益の合計は次の通りです。
この金額が、Jリーグ配分金に頼らない、真の収益力と言えるかもしれません。

営業収益計(除:Jリーグ配分金)

秋田 4.08億円
水戸 4.76億円
栃木 8.17億円
町田 6.18億円
金沢 5.88億円
讃岐 5.57億円

秋田は、あと0.7億円営業収益を増やせば、J2で営業収益が一番少ない水戸の営業収益とほぼ肩を並べます。
ここから0.7億円増やすのはハードルが高いですが、いつの日か、営業収益が水戸と肩を並べる日が来ることを期待したいですね。

次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

秋田 1.48億円
水戸 2.75億円
栃木 3.53億円
町田 2.78億円
金沢 3.31億円
讃岐 3.01億円

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
その場合、秋田を100とすると、
水戸186%、栃木239%、町田188%、金沢224%、讃岐203%となります。


次に、これらのJ2クラブのチーム人件費とJ3クラブの2017年度のチーム人件費を金額順に並べてみました。

栃木 3.53億円
金沢 3.31億円
讃岐 3.01億円
(長野 2.93億円)
(北九 2.87億円)
町田 2.78億円
水戸 2.75億円
(岩手 2.68億円)
(群馬 2.23億円)
(秋田 1.48億円)

これを見ると、長野のチーム人件費は、J2の水戸、町田よりも多いんですね。
そして、J2で戦うには、最低でも2.7億円のチーム人件費が必要であることも分かります。

J2に昇格すれば、Jリーグ配分金が1.3億円増えるので、これを全額チーム人件費に注ぎ込めば、2018年の水戸、町田並みの金額にはなりますが、、、

昨年、秋田の営業収益が3億円を超えたことで、今年もJ2のクラブと比較してみることにしました。
10年前のJ2ボトムズの営業収益は、3~4億円と聞いたことがあったので、秋田の収益力がそのレベルを超えたことは感慨深いです。

秋田の収益力は、J3の平均とほぼ等しいので、J2で戦うにはまだ力不足かもしれませんが、営業収益があと0.7億円増えれば、水戸の営業収益に肩を並べますし、チーム人件費も1.3億円増やせば、水戸、町田のチーム人件費に並びます。

ブラウブリッツの営業収益は、既に4.35億円になっており、ここから営業収益を0.7億円増やすのはハードルが高いですが、J2に昇格したら観客動員数は間違いなく増えますし、スポンサー収入も増えるかもしれません。
収益面から見ても、J2昇格は、手の届かない夢物語ではないと思います。

頑張れ、ブラウブリッツ!!
共に闘い、J2に昇格する夢を叶えよう!!


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2018年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する(その1)

 2019-07-30
7月23日に開示された2018年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

https://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h30kaiji_3.pdf

2018年度のブラウブリッツの損益を福島、群馬、相模原、長野、富山、鳥取と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 435* 367* 462* 331* 675* 482* 475
スポンサー収入 255* 246* 228* 212* 417* 321* 245
入場料収入 020* 012* 043* 035* 046* 028* 034
Jリーグ配分金 027* 026* 119* 026* 028* 034* 027
アカデミー収入 047* 032* 000* 000* 026* 053* 043
 物販収入 013* 026* 022* 031* 010* 022* 030
その他収入 073* 025* 050* 027* 148* 024* 096

2018年度のブラウブリッツの収益の割合は、次の通りです。

スポンサー収入 59%(2017年55%) 2017年比+57百万円
入場料収入 5%(2017年4%) 2017年比+04百万円
Jリーグ配分金 6%(2017年10%) 2017年比-08百万円
アカデミー収入 12%(2017年12%) 2017年比+04百万円
 物販収入 3%(2017年3%) 2017年比+03百万円
その他収入 16%(2017年16%) 2017年比+15百万円

秋田のスポンサー収入は、2017年度比+57百万円(+28.8%)となりました。
増加額75百万円のうちの76%がスポンサー収入です!!

Jリーグ配分金は、2017年度の35百万円から8百万円減の27百万円(-22.9%)になりました。
これは配分金をJ1、J2、J3の順番で傾斜方式で配分するってことなんですかね?
あと、Jリーグ配分金は、ほとんどのクラブが秋田と同じぐらいですが、盛岡、YS横浜、富山はそれよりも8百万円ほど多い。
なんで?

また、その他収入は、昨年比でも+15百万円(+25.9%)と増えていますが、その内訳が分からないのが不安と言えば不安。
これが一過性のものではなく、ずっと続くものであればいいんですが、、、
ただ、その不安を払拭するぐらいスポンサー収入が増えていることは頼もしい限りです!!

また、秋田の金額を100%とした場合、他クラブは次のようになります。

(2018年度、単位:%)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業収益計 100* 084* 106* 076* 155* 111* 109
スポンサー収入 100* 096* 089* 083* 164* 126* 096
入場料収入 100* 060* 215* 175* 230* 140* 170
Jリーグ配分金 100* 096* 441* 096* 104* 126* 100
アカデミー収入 100* 068* 000* 000* 055* 113* 091
 物販収入 100* 200* 169* 238* 077* 169* 231
その他収入 100* 034* 068* 037* 203* 033* 132

秋田のスポンサー収入は、前年比で+75百万円増え、前年は秋田よりスポンサー収入の多かった福島、群馬、鳥取を抜きました!!
更に、秋田のスポンサー収入は、J2の水戸も抜いています!!
(秋田2.55億円、福島2.46億円、群馬2.28億円、鳥取2.45億円、水戸2.05億円)

これはフロントの皆さんをほめたい!!
そして、スポンサーの皆さん、ありがとうございます!!

秋田のアカデミー収入は、富山より6百万円少ないですが、長野より21百万円多く、収益源として優秀だと思います。

あと、秋田の入場料収入は、前期比で+4百万円増え、20百万円を達成しました!!
入場料収入だけで20百万円を達成するのを願っていたので、この願いは叶いました!!

ただ、J3の平均は29百万円なので、他のクラブと比べると少ないですね。
相模原は営業収益は秋田より少ないですが、入場料収入だけを見れば、秋田の1.75倍ありますし、長野の入場料収入は秋田の2.3倍、北九州に至っては5.35倍あります。
なお、富山の入場料収入は、前年比▲6百万円の28百万円になっています。
成績が低迷すると入場料収入は減少傾向になるんですかね、、、

次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
チーム人件費 148* 125* 223* 109* 293* 195* 106

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
なお、秋田のチーム人件費は、前年比で+34百万円となっています。

また、秋田のチーム人件費を100とすると、
福島84%、群馬151%、相模原74%、長野198%、富山132%、鳥取72%となります。
鳥取は秋田の72%のチーム人件費で秋田よりも上位にいったのか、、、これは悔しい。

次に、U-23を除くJ3リーグ14チームの2018年度のチーム人件費を、多い順番に並べてみました。
また、金額の横に2018シーズンの順位を記載してみました。
順位の右の数字は、チーム人件費順位からシーズンの順位を引いたもので、この数字がプラスであるほど、チーム人件費のコストパフォーマンスが高いと言えるかもしれません。

01. 長野 2.93億円 (10位) ▲09
02. 北九 2.87億円 (17位) ▲15
03. 盛岡 2.68億円 (15位) ▲12
04. 群馬 2.23億円 (05位) ▲01
05. 富山 1.95億円 (11位) ▲06
06. 鹿児 1.79億円 (02位) +04
07. 秋田 1.48億円 (08位) ▲01
08. 福島 1.25億円 (12位) ▲04
09. 藤枝 1.19億円 (16位) ▲07
10. 沼津 1.18億円 (04位) +06
11. 相模 1.09億円 (09位) +02
12. 鳥取 1.06億円 (03位) +09
13. 琉球 0.99億円 (01位) +12
14. 横浜 0.44億円 (15位) ▲01

2018年度の秋田のチーム人件費は、14チーム中7位で、チームの順位は8位。
上記14チーム以外にJ1予備軍のU-23が3チームいることを考えると、10位になってもおかしくないのに8位になったのは妥当と判断します。
また、秋田よりチーム人件費の多い6チームのうち、4チームが秋田よりも順位が下ですからね。

なお、秋田のチーム人件費は、前年比で+0.34億円増えましたが、営業利益の赤字を3百万円に抑えています。
収益と補強のバランスをうまく取ったと思います。

他のチームのチーム人件費については、盛岡のチーム人件費が2.68億円で3位になっていることに驚き。
どこからそんな金を捻出したんだ?

そして、昨年、「2017年度は、チーム人件費7位の秋田(1.14億円)が優勝し、チーム人件費1位の北九州(3.08億円)が9位となったことで、チーム人件費と順位の関連性を打ち壊したシーズンだったと言えるかもしれません。」
と書きましたが、2018年度は、チーム人件費13位の琉球(0.99億円)が優勝し、チーム人件費1位の長野(2.93億円)が10位、チーム人件費2位の北九州(2.87億円)が17位となったことで、2017年以上にチーム人件費と順位の関連性を打ち壊した2018シーズンでした。

しかし、チームの強さの根幹は、営業収益です。
お金を稼げないチームは、一時的に強くても、その強さを維持できません。
ブラウブリッツの営業収益は、J3の平均の4.44億円に達していませんが、2018年度は4.35億円となり、元J2の群馬の4.62億円、富山の4.82億円、鳥取の4.75億円に近付いています。

10年以上前は、J2で戦うには年間3~4億円の営業収益が必要と言われていましたが、今やJ3の平均でも4.44億円となり、10年以上前のJ2ボトムスよりも多額の収益が必要になっています。
J3で上位を狙うのに多額のお金が必要になってきていますが、ブラウブリッツはそれに対応できていると思います。

最後に、損益について。

(単位:百万円)
-----秋田* 福島* 群馬* 相模* 長野* 富山* 鳥取
営業利益*-003*-016*-037*-005*-047*-041*013
営業外収益 006* 002* 005* 005* 000* 002* 000
営業外費用 001* 000* 000* 001* 000* 000* 010
経常利益 002*-014*-032*-001*-047*-041*003
当期純利益 002*-014*-035*-001*-047*-039*002

2018シーズンの営業利益は、ここに記載の7チームのうち、秋田も含め、6チームが赤字となっています。
(秋田▲300万円、福島▲1600万円、群馬▲3700万円、相模原▲500万円、長野▲4700万円、富山▲4100万円)
というか、14チームのうち営業利益が黒字になったのは、藤枝+100万円、鳥取+1300万円の2チームだけです。

また、2018シーズンの当期純利益ですが、ここに記載の7チームのうち、黒字となったのは、秋田+200万円、鳥取+200万円の2チームだけです。
そして、3期連続で赤字になっても構わないとルールが変わった影響か、J1、J2ライセンスを持つJ3の強豪チームは、軒並み当期純利益が大幅なマイナスになっています。
(群馬▲3500万円、長野▲4700万円、富山▲3900万円)

これに対して、秋田の当期純利益は、200万円のプラスとなっています。
これは、支出を抑え、経営の健全化を優先した結果ですが、秋田のように当期純利益がプラスとなったのは、14チーム中4チームに過ぎません。

多くのチームは、支出を増やし、単年度もしくは複数年度で多額の赤字を出していますが、当期純利益をプラスにする秋田の健全経営がいつの日か報われることを願っています。

以上、ざっと比較してみましたが、秋田の営業収益4.35億円は、J3の平均4.44億円を下回り、14チーム中7位です。
ただ、J3の平均に対し、秋田の営業収益は、2017年度は84%でしたが、2018年度は98%まで迫っています。
また、秋田の営業収益は、2017年比では、21%増えており、秋田の営業収益は大幅に増えていることが分かります。
こうした収益力があるから、ブラウブリッツのJ2ライセンスも維持できているんだと思います。

20131224.jpg

ブラウブリッツのJ2ライセンスが維持できるよう
今後もブラウブリッツを支援していきましょう!!

最後に、ブラウブリッツの入場料収入についてもう一度。

秋田の2018年度の入場料収入は20百万円で、秋田の営業収益に占める入場料収入の比率は4.6%ほどしかありません。
J3の平均が6.5%なので、入場料収入での貢献度はJ3の強豪クラブと比べると低いですね。

秋田のスポンサー収入は、既にJ2の水戸を超える金額(秋田2.55億円、水戸2.05億円)になっていて、近い将来、頭打ちになることも充分予想されるので、今後、収入を安定的に増やすには、入場料収入を増やすことが必要だと思います。

秋田の2018シーズンの1試合平均観客数は2,839人でしたが、今季は悪天候が続いた影響もあり、1試合平均観客数は1,613人にとどまっています。

J2昇格要件から1試合平均観客数3,000人は除外されているので、1試合平均観客数は何人であろうとJ2昇格には関係ありませんが、今季の1試合平均観客数は残念ですね、、、

これまでの9試合での観客数合計は、14,521人にとどまっているので、今後のホームゲーム8試合で毎試合3,000人が入ったとしても、合計で38,521人(平均2,266人)にしかなりません。
この平均観客数2,266人は、2017シーズンの2,364人にも及びません。

ただ、重要なのは、入場料収入がどれだけ入るかということなので、観客数が減っても昨年並みに入場料収入があれば、経営的にはオッケーということになります。

とは言え、1試合平均観客数が2,000人を切ったらJ2ライセンス保持クラブとしては寂しいので、ここから挽回して2,000人超えは達成してほしいですね!

目指せ、1試合平均2,000人!
目指せ、入場料収入2,000万!


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2018年度Jクラブ経営情報が開示

 2019-07-30
2018年度Jクラブの経営情報が7月23日に開示されました。

https://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h30kaiji_3.pdf

それによると、2018年度のブラウブリッツの損益は、こうなりました。

---- 2018年度 (2017年比) (J3平均)
営業収益  4.35億円 (+0.75億円)(4.44億円) 
営業費用  4.38億円 (+0.81億円)(4.60億円)
営業利益 -0.03億円 (-0.06億円)(-0.04億円)
経常利益  0.02億円 (-0.06億円)(-0.16億円)
当期純利益 0.02億円 (-0.05億円)(-0.15億円)
(注)0.03億円=300万円、0.02億円=200万円

営業収益は2017年度比で+7,500万円増加(+21%)の4.35億円。
これに対してJ3の平均は4.44億円です。

営業利益は昨年比で600万円減少の▲300万円。
経常利益も昨年比で600万円減りましたが、+200万円を記録。
この金額はJ3で2位です。(と言うか黒字は3クラブしかない)
単年度の収益では、2013年度から6年連続で黒字です。

ブラウブリッツの営業収益は昨年比で、+21%、7,500万円の増加。
そして、経常利益ではJ3で2位タイの+200万円を記録しました。

クラブの収益力があるかどうかは、営業収益を見ないといけませんが、ブラウブリッツの営業収益は4億円を超え、4.35億円となりました。

10年以上前、営業収益が3~4億円ないとJ2では戦えないと聞いたことがありますが、ブラウブリッツの収益力は、その3~4億円を超え、4.35億円に到達しました。

しかし、現在のJ2の営業収益は平均で15.4億円、最下位の水戸でも6.2億円あります。
まだまだJ2で戦うには営業収益が足りないのかもしれませんが、J2のJリーグ配分金はJ3よりも1億円多いので、ブラウブリッツがJ2に昇格したら、配分金は1億円増加し、水戸との差は8,600万円に縮まります。

J3全体の営業収益の平均は、2017年度4.29億円だったのが、4.44億円になっているので、2017年比で、+3.5%。
秋田の営業収益の伸びは+21%なので、J3全体の営業収益の伸びをはるかに上回っています!!

ただ、秋田の営業収益の限界はどの辺なのだろうか?

昨年の今頃、「(秋田の)2017年の営業収益は3.6億円でしたが、いずれは4億円を超えて鳥取と肩を並べてほしいと思います。」
と書きましたが、いずれどころか、秋田の営業収益は、1年で4億円を超えました!!
2017年度の鳥取との営業収益の差は、1億円近くありましたが、2018年度の営業収益の差は0.4億円まで縮まりました!!

秋田の営業収益の4.35億円は、元J2の群馬の4.62億円、富山の4.82億円、鳥取の4.75億円に近付きつつあります。
ただ、富山は2017年度は5.39億円だったのが、2018年度は4.82億円に下がっています。

秋田は2017年に優勝したことで、営業収益が3.6億円から4.35億円に増えましたが、この金額が維持できる保証はなく、2019年度の収益は下がる可能性がありますし、仮に増えたとしても、J3にいる間は営業収益は4.5億円~4.8億円が限界なのかもしれません。

なお、J3のクラブの経常利益で黒字を記録しているのは、14のクラブのうち、
鳥取+3百万円、秋田+2百万円、藤枝+2百万円
の3クラブしかありません。

また、当期純利益で黒字になっているのは、14クラブのうち、4クラブだけです。
14クラブ中10クラブが赤字となっている中、ブラウブリッツは、前年比で支出を+81百万円増やしたにもかかわらず、営業利益の赤字を3百万円にとどめ、経常利益、当期純利益とも2百万円の黒字にしました。

成績面では、8位に終わりましたが、秋田のチーム人件費は14クラブの中で7位。
これにJ1予備軍のU-23の3チームを入れると10位になってもおかしくない中、8位という結果は妥当であると判断します。
限られた予算の中で結果を出したこともそうですし、増収を達成したフロントの方々を大いに評価したいと思います。

ピッチで試合に勝つだけがクラブの戦いではありません。
収益力を高め、クラブを存続、発展させることも立派な戦いです。

これからも頑張れ、株式会社ブラウブリッツ秋田!!
俺も可能な限り、支援を続けます!!

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J2昇格で営業収益はどれだけ増えるか?

 2018-08-07
ブラウブリッツの2017シーズンの営業収益ですが、J2で営業収益が一番少ない水戸と比べても、2億円以上少なく、Jリーグ配分金を除く収益でも1億円以上少ないです。

このままだとJ2で戦えないと悲観的になるかもしれませんが、J3からJ2に昇格したクラブの営業収益がどれだけ増えたのかを見れば、そんなに悲観しなくても大丈夫だと思えてきます。

金沢、町田、大分の3クラブのJ3最終年、J2初年度の営業収益を見てみましょう。

金沢:2014=J3、2015=J2
----- (2014) → (2015)
営業収益計 3.02億円 → 5.84億円(+2.82億円)
広告料収入 1.92億円 → 2.21億円(+0.29億円)
入場料収入 0.20億円 → 0.74億円(+0.54億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.93億円(+0.81億円)
アカデミー収入 0.28億円 → 0.30億円(+0.02億円)
その他収入 0.50億円 → 1.66億円(+1.16億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.83億円)

町田:2015=J3、2016=J2
----- (2015) → (2016)
営業収益計 4.43億円 → 6.26億円(+1.83億円)
広告料収入 2.50億円 → 2.99億円(+0.44億円)
入場料収入 0.55億円 → 0.92億円(+0.37億円)
Jリーグ配分金 0.12億円 → 0.86億円(+0.74億円)
アカデミー収入 0.06億円 → 0.04億円(▲0.02億円)
その他収入 1.20億円 → 1.45億円(+0.25億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+0.81億円)

大分:2016=J3、2017=J2
----- (2016) → (2017)
営業収益計 7.97億円 →10.23億円(+2.26億円)
広告料収入 4.04億円 → 4.43億円(+0.39億円)
入場料収入 1.57億円 → 2.50億円(+0.93億円)
Jリーグ配分金 0.17億円 → 1.47億円(+1.30億円)
アカデミー収入 0.18億円 → 0.39億円(+0.21億円)
 物販収入 0.13億円 → 0.20億円(+0.07億円)
その他収入 1.68億円 → 1.24億円(▲0.44億円)
※広告料収入+入場料収入の増加額(+1.32億円)

J1の経験もある大分は別としても、金沢も町田も広告料収入と入場料収入だけで、0.8億円の増収を達成しています・・・・①
そして、現在のJ2クラブへのJリーグ配分金は、1.48億円なので、ブラウブリッツにとっては、Jリーグ配分金だけで1.1億円の増収となります・・・②

よって、ブラウブリッツがJ2に昇格すると、上記①+②で、2億円近い増収となることが見込まれます。
2017シーズンのブラウブリッツの営業収益が3.6億円なので、5億円を余裕で超える営業収益になります。
まあ、取らぬ狸の皮算用かもしれませんが、、、

ここで改めて、秋田の2017の収益と金沢、町田、大分のJ3最終年(町田については最終年の前年も)の収益を見てみましょう。

(単位:百万円)
-----秋田* 金沢* 町田* 町田* 大分*
-----2017 2014 2014 2015 2016
営業収益計 360* 302* 363* 443* 797*
広告料収入 198* 192* 226* 250* 404*
入場料収入 016* 020* 042* 055* 157*
アカデミー収入 043* 028* 006* 006* 013*
その他収入 068* 050* 077* 120* 168*
(注)2017の秋田のその他収入には物販収入を含む

2017の秋田の収益は、J2昇格を決めた2014の金沢を0.6億円近く上回っています。
また、2017の秋田の収益は、2014の町田とほぼ同額です。

2014に昨年の秋田より収益が0.6億円も少なかった金沢、また、2014に昨年の秋田と収益がほぼ同額だった町田が、3年後にどうなったのか?

2014の営業収益が3.02億円だった金沢の2017の営業収益は、6.56億円と2014の2倍以上に増えています!!
2014の営業収益が3.63億円だった町田の2017の営業収益は、7.09億円とこちらも2014の2倍近くに増えています!!

金沢も町田も、2017シーズンの営業収益は、2014シーズンと比べて2倍になっています。

J2に昇格したら、3年度には収益が J3時代の2倍!!

また、データは拾っていませんが、J2昇格により、金沢も町田も大分も観客数は大幅に増えています。
秋田県の佐竹知事は、J3のブラウブリッツに対し、1試合の平均観客数がJ2平均の6,000人になるように頑張れと言ったようですが、それをJ3のクラブに要求するのか?というのが、正直な感想ですし、そもそも収容5,000人のAスタを使ってどうやって6,000人にするんだという話です。

1試合平均6,000人にしたいのであれば、J3のままでは無理で、J2に昇格するしかありません。
そのための投資をせずに、1試合平均6,000人という果実を得ることは出来ません。

ブラウブリッツは、6月末にJ2ライセンスの申請をしました。
その結果が出るのは、9月下旬です。

9月23日のガンバ大阪U-23戦までにJ2ライセンスの結果が出ているか分かりませんが、11月4日のセレッソ大阪U-23戦までにはJ2ライセンスの結果が出ているので、11月4日のセレッソ大阪U-23戦では、J2ライセンスを持ったブラウブリッツが八橋陸上競技場で試合することを願っています。

そして、今度こそ、八橋陸で勝利の歓喜を!!

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2017年度のブラウブリッツの損益を他クラブと比較する(その2)

 2018-08-04
7月30日に開示された2017年度Jクラブの経営情報をもう少し見てみます。

http://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h29kaiji.pdf

2017年度のブラウブリッツの損益をJ2の水戸、群馬、町田、金沢、讃岐と比較してみましょう。
まずは、営業収益から。

(単位:百万円)
-----秋田* 水戸* 群馬* 町田* 金沢* 讃岐
営業収益計 360* 578* 624* 709* 656* 696*
広告料収入 198* 195* 267* 343* 294* 292*
入場料収入 016* 083* 067* 094* 060* 087*
アカデミー収入 043* 000* 000* 000* 045* 048*
 物販収入 010* 050* 030* 040* 047* 041*
その他収入 058* 057* 112* 096* 065* 081*

項目によっては、秋田がJ2のクラブと肩を並べているものもありますね。

広告料収入 秋田1.98億円、水戸1.95億円
アカデミー収入 秋田0.43億円、金沢0.45億円、讃岐0.48億円(水戸、群馬、町田はゼロ)
その他収入 秋田0.58億円、水戸0.57億円、金沢0.65億円

ただ、入場料収入では、大きく差をつけられています。
一番少ない金沢でも秋田の4倍近くあります。(金額だと秋田より+0.44億円)
また、物販収入でも、一番少ない町田でも秋田の3倍あります。(金額だと秋田より+0.2億円)

J2のクラブとの差は、入場料収入と物販収入の差かもしれません。
J3時代の金沢の観客動員は少なかったですが、今は入場料収入が0.6億円もあります。
やはりJ2のクラブの収益力との間には地力の差がありますね。

なお、Jリーグ配分金がJ2は平均1.48億円なのに対し、J3は平均0.34億円なので、Jリーグ配分金を除いた営業収益の合計は次の通りです。
この金額が、Jリーグ配分金に頼らない、真の収益力と言えるかもしれません。

営業収益計(除:Jリーグ配分金)

秋田 3.25億円
水戸 4.34億円
群馬 4.76億円
町田 5.73億円
金沢 5.11億円
讃岐 5.49億円

秋田は、あと1億円営業収益を増やせば、J2で営業収益が一番少ない水戸の営業収益とほぼ肩を並べます。
ここから1億円増やすのはハードルが高いですが、いつの日か、営業収益が水戸と肩を並べる日が来ることを期待したいですね。


次に、支出について。
支出については、チーム人件費に焦点を当てて比較してみます。

秋田 1.14億円
水戸 2.61億円
群馬 2.92億円
町田 2.28億円
金沢 3.09億円
讃岐 3.45億円

チーム人件費は、選手・スタッフだけの人件費と仮定します。
その場合、秋田を100とすると、
水戸229%、群馬256%、町田200%、金沢271%、讃岐303%となります。


次に、これらのJ2クラブのチーム人件費とJ3クラブの2017年度のチーム人件費を金額順に並べてみました。

讃岐 3.45億円
金沢 3.09億円
(北九 3.08億円)
群馬 2.92億円
(長野 2.81億円)
水戸 2.61億円
(栃木 2.29億円)
町田 2.28億円
(秋田 1.14億円)

これを見ると、長野のチーム人件費は、水戸、町田よりも多いんですね。
そして、J2で戦うには、最低でも2億円のチーム人件費が必要であることも分かります。

J2に昇格すれば、Jリーグ配分金が1億円増えるので、これを全額チーム人件費に注ぎ込めば、2017年の町田並みの金額にはなりますが、、、

昨年までは、秋田の収益をJ2のクラブと比べる気も起きませんでしたが、今年は、秋田の営業収益が3億円を超えたことで、J2のクラブと比較してみることにしました。
10年前のJ2ボトムズの営業収益は、3~4億円と聞いたことがあったので、秋田の収益力がそのレベルに到達したことは感慨深いです。

秋田の収益力は、J3でも平均以下なので、J2で戦うにはまだ力不足かもしれませんが、営業収益があと1億円増えれば、水戸の営業収益に肩を並べますし、チーム人件費も1億円増やせば、町田のチーム人件費に並びます。

ここから営業収益を1億円増やすのはハードルが高いですが、J2に昇格したら観客動員数は間違いなく増えますし、スポンサー収入も増えるかもしれません。
収益面から見ても、J2昇格は、手の届かない夢物語ではないと思います。

頑張れ、ブラウブリッツ!!
共に闘い、J2に昇格する夢を叶えよう!!


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ブラウブリッツ基地外=ブリキチを目指す首都圏在住の秋田県人で
BLUE+ AKITA関東支部(B-FREAKS関東)の世話役・連絡係
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夢は秋田県のチームが国立で公式戦をするのを見ること。
そして秋田県のチームが天皇杯で優勝してACLに出場すること。

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